夏のさかりのファンタジー

もう何十年も前の学生時代。
長い夏休みは、遊び放題

とは言っても、田舎では、レジヤー施設もなければ、ウォータースライダーも無い。
遊びに行くなら、近くの海
家の前の桟橋から飛び込んでも、泳ぐことはできるけど、たまにはそれらしきところへ行きたいもの。
チョット沖へでれば、無人島がいっぱいあるので、遊びどころには困らん。
海上保安庁の巡視艇が廻ってるわけでもないし、不法上陸でもない。

なかに、猿と鹿の生息する孤島あり（馬はおらん）。
仲間数人とキャンプに行くことにした。
泳いでは渡れないので、360トンの遊覧船に乗る
田舎者の考えることは皆いっしょで、超満員。
ギャル多数

そのころは、テント担ぐのも、お茶の子さいさい(^∇^)b
島に着くなり、水はけの良さそうな平坦地を探して、溝を掘り、テントを張る。
下のテントじゃありませんぜ

まずは、ともかく、たきぎを拾って飯のしたく。
電気・ガスはもちろん、水道もない無人島なので、水を求めて山へ登らなならん。
まあ、そこらここらに泉があって、銘酒づくりも不可能ではない。
準備整えたら、晩飯までは岩遊び。
白砂白松の浜はないので、防波堤の代わりに、阿古屋貝の巨岩に腰掛ける。

よしずはないけど、蝉はないている(^∇^)b
https://www.youtube.com/watch?v=aDthgpyCVHA
（あ～夏休み）

島の一部は海中公園になっていて、グラスボート（底がガラスの舟）でもあれば、熱帯魚やサンゴの絶景を堪能出来る。
しかし、水着の乙姫さま達の方にどうしても視線が

カラオケはないけど、ギターはある。
流行のフォークなど唄ってると、浴衣の君ならぬ水着のギャル達が寄ってくる
日帰り組も多いが、キャンプ組もいる・・・狙い目はこれ(o_ _)ﾉ彡☆
さほどのコミュニケーション能力なくとも、晩飯とキャンプファイヤーくらいは、以心伝心

一等地のテントまでご案内して、まずは炊事交流。
と、敷地が荒らされてるし、リュックがえらい軽い。。。
猿と鹿に、食材奪われてもーてるがな＿|￣|○
お湯は沸かせるから、女性陣持参のチャルメラで一食o┤´Д｀├o
さすがに、ビールと花火は無事だったので、なんとか、体面は保つ

手の早いカップルは、チャルメラ放って松の木陰
ともかく、歌声も収まると、あんあん合唱
真っ暗やから、誰がどうなんか、いっさいわからん。
隣は、女性のはずなんやが、潮の匂いだけでは判別つかん
思い切って手を伸ばすと、しなだれかかってくる
顔は見えんし、目標と違うかもやけど、ま、えーわ

このときのために、エアーマットは、ちゃんと、準備してある
流れにおいてけぼりにならないように、押し倒す、上に乗る
ああ、しかし、初心者の悲しさよ、乗った瞬間暴発

https://www.youtube.com/watch?v=Jzw4zo7aQH0
（夏の終わりのハーモニー）