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妄想伝説蜜の巻(夢を見ていたのか)

2012年05月11日 22:16

洋子に青木からメールが届いた。
洋子はこの男に興味を持ち「会いたい」とメールを送ったのだ。
青木のメールにはこんなことが書かれていた。
「お会いする前に
僕の期待するセックス感についてお話したいと思います。
セックスはお互いに気持ちよくなるのが大事だと思っています。
ですからアクメ射精、すなわちオーガズムにはこだわらないようにしたいと思います。
興奮する性的な会話やオーラルなどの愛撫など快楽が長く続くような行為がよいと思います。
極端なことを申しますとアクメ射精快楽のなかで起こればそれはよいし、
起こらなければそれもよいと思っています。
それよりも相手に快楽を与えることで性的興奮が生じ結果射精に至れば最高だと考えています。
僕はそのように考えていますので女性の意見や興味もお聞きし
会う前に色々考えておく必要があると考えています。
そのためには既成の道徳概念を脱ぎ捨ててあらゆるものに挑戦したいのです。
貴女と一歩一歩極めて行きたいのです。」
というものだった。
洋子は「既成の道徳概念を脱ぎ捨てて」というフレーズにときめいた。
そして青木と会うことを決心した。

洋子は青木の前でむっちりとした美腿を開いていた。
あそこはすでに潤んでいる。
青木は黙ってピンククリトリスに舌を這わせる。
洋子は「あっ」と声をあげ緋色のシーツをつかんだ。
青木ディルドを深遠な淵に沈めた。
洋子は冷たいものが入ってくるのを歯をかみしめ受け入れる。
腰がしびれ先が子宮にあたる。「うぐっ」声を殺す。
ゆっくりと青木ディルドを深く浅く突きながらクリトリス執拗に攻め立てる。
洋子は脳の深いところが煌めき無意識に美腿をさらに開き腰を浮かせる。
意識が快楽により思考停止になっている。
洋子は青木に身を委ね快楽に没頭する。
充血した粘膜を通し狂おしい波が洋子を襲う。
気が付くと青木の逞しい男性が洋子を貫いている。
青木の声に従い丸いおしりを突出し洋子のみだらな下の口を開く。
たぶんよだれを垂らしその口はだらしなく半開きになっているのだろう。
そう思った瞬間固く熱いものが挿入され上の壁を強くこする。
また通し狂おしい波が洋子を襲う。
何度も身体が収縮しあそこも意志に反し小さく痙攣する。
意識が遠くなると雲のベットにのり宇宙を旅する。
青木の荒い息だけが耳に響く。
青木が大きな声を上げる。なんと品のない声と思ったら
腰の中心に生暖かい液状なものが流れだし
体中に沁みわたっていく。
「あっ、中に出された。まぁいいか」
洋子は思考停止の灰色の脳で考えている。
緋色のシーツには黒々した水たまりが広がっていた。

青木シャワーを浴びているようだ。
大きな画面のテレビ交尾をしている男女が
苦しそうな声を上げている。
もの苦しい気配の中「グウオー」という音がしたので
だるい目を開く。
夫がいる。横に寝てる。何故だ!
ああ そうか夢を見ていたのだ。
洋子はほっとした感じと自分の欲望の深遠のに驚くのだった。

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