小さな姫へ

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君が現れたのは数ヶ月前だったでしょうか
突然、ボア兄の後ろをついて歩いている君を見たときはびっくりしました
びっくりし、そして、君の可愛らしさに一目惚れしてしまいました

しかし、私は、もうすでに二人と生活していて
これ以上、家族を増やすことはできないのです

だから、君を新しい家族のもとへ送りだすことにしました
君が嫌いだから、送り出す訳ではありません
わかってほしいのです

君には、いいところがいっぱいあります
君の可愛さは、小さい子供だからあるのではないということを

君の髪の色は、漆黒の黒と温かみのあるブラウンと透き通るような白で
兄二人にはない、髪をしています
それは個性であり、今はもうわからない大切な親からもらった髪です
大切に手入れしてください

それに、君は兄二人にない好奇心と積極性を持っています
それは君が子供だからあるのではなく、君の個性です
君が庭で元気に草と格闘し、姫とは思えないやんちゃぶりを発揮して
泥だらけになったことは今でも忘れません
大きくなっても、その積極性を持って新しいことに挑戦していけば
君の人生はより充実したものになると思います

最後に、君が私と遊んでくれた時間を私は忘れません
でも、君は私など忘れて、新しい家族のもとでその人生を楽しんでほしいのです
一度しかない人生ならば、君の邪魔だけはしたくありません
この気持ちを言葉で君に伝えられたらどんなにいいことでしょうか

新しい家族に可愛がられ、楽しい人生を送れることを心より祈って
明日、君とお別れをしたいと思います

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という気持ちで明日、3匹目の子猫を送り出したいと思います＾＾