- 名前
- ヤマシカ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 大阪に住んでいます。暦年齢×0,7の肉体年齢なんで35才くらいにしか見えません。普段...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
橋下徹府知事を絶句させた話
2010年01月27日 09:33
まあこれも多少日常的でないので、ご紹介します。2008年4月に大阪で開催された地方分権シンポジュームでの出来事。知事がゲストに来て関西の連携の話などされましたが、質疑応答でちょうど、大阪府の財政再建の一環で府立体育館や弥生文化博物館の売却方針が出されました。
質疑応答で「関西経済同友会がスポーツコミッションを立ち上げ、関経連が歴史街道事業を実施、2年後は隣りの奈良が平城遷都1300年記念。目先の入場収入と経費だけで物事を考え、入場者が使う交通費や飲食代を踏まえた経済効果を知事もプロジェクトチームもわかっていない」と力説。最後に皮肉で「最後に能力がない人間が一生懸命にやることがありがた迷惑になることを覚えておいてください」と締めくくりました。
すると知事が自分の方針が経済界の方針にも逆行すると気がついたのか、最後の私の皮肉が突き刺さり、テレビを見たらわかると思いますが、どんな著名人やマスコミにも向きになり反論するのが、1分か2分くらい放心状態になり、なにも返答することが出来ず、やむなく司会者が次に行きますとなりました。
最後の皮肉は知事の相談役的役割している堺屋太一さんが、組織論について述べているのに、能力がある人が自分の能力より多少レベルダウンするのが、まわりがついていけて組織がうまく回り、能力がない人がヘンにがんばると回りがついていけず、根性論で無理なことをしたり、判断を誤る戒めからです。
切り替えされたらいろんなパターンで反論するつもりでした。でもおかげで府立体育館は売却されず、弥生文化博物館も廃止にならずにすみました。
今、奈良などで弥生時代の大きな遺跡の発掘成果が明らかになり、この施設がそれまでから全国の弥生時代の研究の拠点にもなっているため、あの時知事に失礼な態度なんでしょうけど、大阪や関西の貴重な財産を失わずにすんだし、知事も経済界の協力を失わずにすんだかなと思います。人付き合いもあまり怒らせてもいけないけど、長い眼でプラスになるようにこころがけています。
このウラログへのコメント
去年、前の府議会議員さんの関西州関係のセミナーで、私がパネラーの一人。でも府知事からかみついた私が出ているセミナーに開催を祝うメッセージが来ていました。他の有力者も出てるからでしょうけどね。
側近の人も文化や教育の大切さを力説する人が多く、大阪検定も実施されたりで、やり玉にしにくい状況が出来てうれしいです。
コメントを書く