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2009年09月02日 12:56

対峙する二人の間を目に見えない重い空気が流れる……


今まさに斬り結ぶ二人


力こそ絶体

勝利こそ正義


勝者には生きる明日を

敗者には死を


勝負こそ互いの命を力の天秤に掛ける瞬間である


美人剣士
「こいつ……強いっ……!」


たっけ「……隙がねぇ……な…」


互いに隙を付くたった一瞬を狙い、どれ程の時間が経っただろうか、一時間か?あるいは一日か?

極度の緊張状態が二人の時間感覚さえも麻痺させていた


しかし

それは唐突に訪れた…!


突如吹き荒れた風に木々が揺れ、枯れた木の葉が舞い上がるたった瞬き程の一瞬

その刹那の瞬間を二人は見逃さなかった!


バッバッ!

美人剣士
「であぁぁぁぁぁぁーーー!!!」


たっけ
「ッッうぉぉぉぉぉーーーー!!!」


常人を遥かに超える速度で間合いを詰める二人!!!


後一歩…!

後半歩……!


たっけ、美人剣士
「入った!!!」



ザシュ!!!!!!



真っ赤な鮮血が飛び散り美人剣士剣士の顔を紅色に染める………


美人剣士
「………そうか……私が……斬られたの……か……」


目を横に走らせると利き腕が朱色に染まっていた


美人剣士
「ふッ……勝負あったな……この腕では剣も持てん…
例えこの場を生き残ったとて……この世界では生きられん………殺せ。」


たっけ
「……貴様の命、暫く俺が預かる。」


美人剣士

「なッ!!!なにぃ!?私に生き恥を晒せと言うのか!?ふざけッ うッ!!!」


言い終わる前にたっけの剣柄が腹にめり込み剣士の意識を暗闇に突き落とした


美人剣士
「くッ!くそぉ……」


~~~~~~~~~~~


美人剣士
「う…ん……此処は…?」


たっけ
「俺の住処だ、お前は一週間も気を失っていた」

美人剣士
「はッ!ご丁寧に傷の手当てまでしやがって!私の命は貴様の手の平って事か!良いさ!煮るなり焼くなり好きにしなッ!!!」


たっけ
「良いからさっさと風呂に入ってこい、一週間も垢が貯まってるからな」


美人剣士
「ふんッ!!!」



ぐつぐつぐつぐつぐつ


美人剣士
(まさかホントに煮られるとは……)



たっけ
「うっはwww美人ktkr!テラうまっすwwwww一週間分垢ヤバっすwwwwwwwwwwwうまwwwwうまwwwwちょwwwおwっwきwしwたwwwww」


おわり

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