妄想夢のログ③

先日、夢であった話し

二人とも手を出し、自然と繋いだ

手から、ドキドキが伝わってくる

暗闇へ歩きはじめる、奥に見える明るい所へ向けて

「この先は海なの？」

「うん、海岸なんだ・・・
一緒に来たかったんだ♪」

暗闇の中に砂の上を歩く足音が響いている

だいぶ歩いたつもりでいる、まだ前の明るい出口はそれほど大きくならない、振り向いて見ると、同じ大きさになった入口が、やはり明るく見える
お相手も一緒に振り向いていた、顔が少し不安げに見えた

手を少し強く握ってきた、体が密着する

目の前の明るい出口が、少しずつ大きくなってくる

トンネルの中は5分位だったが、長い時間に感じられた
海岸に出れた、そこには砂浜が広がっている、両脇遠くに街の明かりがあり綺麗だ

「ヘェ～、やるじゃん！、こんなとこあるんだ」

「座る？」

「うん」