手品師は嘘が上手

「上手に騙してね
嘘は嫌いで好き」

某曲の歌詞です。生きてく中で、必ず嘘をつくと思います。誰かを楽しませるため、誰かを元気付けるため、誰かを傷付けないため、因果は様々かと思います。誰かのためにつく嘘なら、上手に使いこなせば、それはとても良い効果を生むと思います。ただ、嘘は蓄積していきます。それを隠しきれずに見せてしまっては失敗。それが手におえなくなったからといって放棄するのもﾏﾅｰ違反。嘘をつくからには、その重さと難しさも分かった上で、責任を持って行うべきだと思っています。それを仕事にしているのが手品師。最高の嘘つきだと思います。だからぼくは、他人よりも短いあのひとの人生に、きれいな嘘の花を咲かせていけたらいいなと思います。

例外として、自分を守るための嘘は、極力使わないに限ります。自分が惨めで嫌いになるだけです…