ランク入り

連休初日、皆さん如何お過ごしでしたか？西日本はGW並みの陽気だったようですね。ベソでございます。




私がこのデジに出入りするようになって早や半年。沢山の良いフレンドさんに恵まれ、充実したデジライフを送っていると思います。


このデジですが、匿名のコミュニティであるが故に、皆さん私生活にまつわる、秘め事と言って良い事項を赤裸々に綴っておられる。こんなこと実生活の友人には死んでも言えまい、と思われる内容も多数。顔が見えない故に安心して気持ちを吐露出来るメリットはやはり大なんでしょう。心の中のモヤモヤをそうして吐き出し、フレンドさんや初めて目にするIDの方から率直なコメントをいただき、多くの場合それで安心できる。mixiなどのコミュニティでも同様なんでしょうが、ここは表裏が使い分けられるのが良いですよね。

しかしその匿名性故に、非常識な輩が横行しているのもまた事実。知性レベルの余りに低いコメントに驚いた件を先日ログにしました。そして私個人は経験ありませんが、強引なアプローチや個人攻撃等、呆れるしかない行為もまた多数発生しているようです。ここは管理者が行司として警告等を行い、最悪除名という懲罰も存在しますが、これですべて管理出来ている訳ではありません。やはりユーザーの常識が向上することに期待するしかないんでしょうか。



そしてこんなしょーもないベソログを常にご訪問くださる奇特な皆様、この場を借りてお礼申し上げます。あるフレンドさんが教えてくれたんですが、私のログ、何とランク入りしたらしいですね!ビックリです。ここで毎日何人の男性のログがアップされるのか存じませんが、その中でトップ20に入るといえば快挙といえます。パチパチパチ～。


私は別にここで人気者になって衆議院議員に立候補する野望を抱いている訳ではありません。でも、自分の文章が多くの人に読まれ、多少なりとも自分の意図するものを伝えられるとすれば、これは大変大きな喜びです。だから多くの方に読まれ、結果としてランクイン出来たことは素直に嬉しい。


面白いもので、ログの足跡をチェックしていると、ある時から急に訪問数が伸びることがあるんですね。私のログ、最大250ヒットを記録しました。ビックリです。男性ログの人気は自分でチェック出来ないので伝聞ですが、これは相当上位にランクインしていたんだろうと思います。何と有難いこと。


つまり人気ログのタイトルを眺めながら、面白そうだ、と思ったものを閲覧することにしている女性ユーザーが多くいらっしゃるんでしょうね。そこで支持されたログは更に訪問数が伸びる、という仕組みです。噂が噂を呼ぶ、というヤツですな。ちょうど書籍のベストセラーが出る仕組みと同じで興味深いですね。



で、私ね、思ったんです。そうやってランク入りした結果、多くの一見の女性ユーザーが私のログを訪問してくださる。その中には最初の数行を読んで他のログに行ってしまう方も、一応最後まで読むが「ケッ」と思い二度と私のログを訪問してくれない方もおられるでしょう。けれど「お、こいついけてる」と思い私のIDを記憶し今後折りあらば再訪して、常連さんになってくれる方もおられます。大変有難いことです。フレンド登録なんかしてもらった日にはもう有頂天でございます。私はこれからも、万人受けはせずとも読んでくれる人のハートには届く文章を書き続けたい。その結果一見さんから常連さんに変わってくださる方が増えてくれれば無上の喜びです。




文章の大切さは私、いつも自分に言い聞かせているつもりです。それが日記であろうと、官能小説であろうと、時事問題評論であろうと、自分の文章として発表する限りは責任を持ちたい。次元の差はあれ音楽家が自分の作品を発表するのと同じだと思うんですよ。プロ、アマ両者あるところも似ている。


言葉を使えるのは人間だけ、という考えは人間の傲慢さ故の、或いは単なる無知から来る誤解です。考えてみてください。犬が飼い主の手を舐める。顔を見て尻尾を振り振り寄って来る。立派な言葉です。哺乳類だけでなく進化の上で「下等」と思われている動物でも個体間のコミュニケーションが存在しているのはフィールドを数分間歩けば分かります。


それでも、人間が他の動物を遥かに超える高度に複雑な言語を発明、発達させて個体間の、そして社会のコミュニケーションに用いて来たことは疑い得ない事実です。それが更に発達して書き言葉が生まれた。私達は幸いなことにこの時代の、充実した初等教育システムを持つ国に生まれた。乞食が新聞を読んでいる国は世界中で日本だけ、という表現を聞いたことがおありでしょう。それが事実かどうかは検証が必要ですが、今日の社会でも世界中を見回してみれば、子供達が十分に教育を受けられない国がいくらでもあります。だから、今こうして私の拙文を読んでくださっている皆様、その幸せを自覚してください。いえ、こんな拙文を読めることが幸せなのではありません。公立の学費無償の学校で基本的な読み書き、算数まで殆どの国民が身に付ける奇跡のようなシステムを完備した国に生まれ育ったことが幸せなのです。こんなことは、人類の歴史を俯瞰してみれば本当に最近、世界の一部で起こったに過ぎません。



こうして書き言葉を介して、電子媒体でコミュニケーションできる、ということ。その上で、私の書いたくっだらない文章を、敢えて読んでくださる奇特な方がいらっしゃる、ということ。


これが本当に、奇跡と呼べる大変な確率でしか起こり得ない事象であることはお分かりいただけると思います。







こんな偉そうなことを言えるほど真剣に書いているか、と問われれば下を向かざるを得ませんが、ここデジが拙文を多くの方に読んでいただき、率直な感想を得る貴重な場となっていることは事実です。だから私は今後も続けたいと思っています。ヤメロ、という方がいらっしゃればその意見も賜りたい。是非メールで知らせてください。



私はいつか土に還ります。皆さんもそうです。生物である以上これは避けられない宿命。宇宙の歴史から見て、ひと一人の一生など瞬きの時間にも満たない。その一瞬を皆さんとこうした形で共有できることに感謝します。




皆様、良い連休をお過ごしください。