こわいから

ただ怖いから
避けたいだけなのに
ひどく、傷つけたきがする

だけど
傷つけたと思い
落ち込むことは
エゴにすぎないから

互いに触れないで居ることが
良いように思えた

誰かを巻き込むくらいなら
何も生み出さなくて良いとも思った

付きまとわれて
怖くて、怖くて
次は何を言われるか
次は何をされるか

ただ、怖くて

触れないように心がけ
もう、何年？

それでも、ときおり
その人がひいた
罠のような人間関係に
泣きそうになり
動揺し、混乱する

彼女が好きだから
友達になりたいだけなのに
その人の影が怖くて
今がせいいっぱいだったりする


同じ恐怖を
君に感じる日が
くるなんて思わなかったけど



意識を保つことが出来なくて
バランスを戻すことが出来なくて

もう二度と
昔のように、無防備に
誰にも近寄れないんだと、寂しくなった