３０台半ばの青春

夏の訪れに際し、毎年恒例の行事がいくつかあって
週末、この時期は仕事も重なり、なんだかんだと慌しいです。

この連休の間も１年ぶりに会う面々と積もる話、
毎年繰り返される思い出話に耽りながら、

「ところであいつは？」

　　　「とんだで」

「もったほうちゃう？」

　　　「しゃあないわな」


明日は我が身と牽制しつつ、
しかしながらに少々自信もついてきた仲間の落ち着いた表情。
男３０台半ばとは、なかなか良い年齢だなと思い始めてきました。
それを３０台半ばの青春と呼んでいます。





女性の年齢には、手こずるので触れることしないけど、
女性のその年のとり方っていうのは
ホントに個人差がつく。つくみたいです。

特に、最近とみに聞く内面の美とやらは、
若いうちから積み上げていかないと年取ってからは
取り戻せない。これは間違いないようです。





しかし、外形の綺麗な人はやっぱり得ですね。
ちょっとやったらオジさん達は過剰に評価してしまう。

「自分、偉いやん。頑張れよ！」

しかし、外形の綺麗でない人はその同じ尺度で測られない。
あくまでこれは綺麗でない人が「可愛そう」という
わけではなく、綺麗な人が「得」だという話です。




　　１６年前、綺麗な皆が憧れていたあの子。





そして１６年後。この連休。







「ところであいつは？」

　　　「・・・」

　　　　　　　※あいつ；けっこう近い間柄の可愛い後輩





「どないしてん」

　　　「・・・いや、いや（苦笑）・・」









「なんや、どないしてん」












　　　「・・・結婚したらしい」



「ほう！誰と？」












　　　「・・・それは言えん(苦笑)」

「なんやそれ(怒)、誰や」











　　　「・・・・・・・・・・○△子」













「え？マジで（絶句）」










　※○△子；自分の昔の彼女
　　　　　　　；結婚話あったが色々ややこしく、退散
　　　　　　　；その後すぐさま、彼女は結婚
　　　　　　　；そして離婚。子供あり。しかも３人。
　　　　　　　；その間、僕も別の人と結婚
　　　　　　　；彼女の離婚の理由は旦那が逮捕されたから
　　　　　　　；逮捕の理由はココではあまり書けない
　　　　　　　；ちなみに、その旦那を僕は知らない













　　　「・・子供できてもたんやて」







「いつうまれるの？」













　　　「つい最近。





　　　　　　　産まれたらしい」












「（驚愕）」





　　　「なー、











　　　「なー、お祝いどないする？」















「って、向こうにおんの、ホレ、あれよ！あいつらちゃうん？」












なぜか走って逃げた僕。
　３連休の中日。神戸にて