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趣味は読書、寿限無

2021年09月19日 02:38

ウラログを書いていたら、連鎖的に思い出したことがあり、描くことにした。 
あれは伯父が亡くなって、福岡へ帰った時だから、小学校4年生の時だと思う。
その年は、両親には不幸の年で、秋頃父のすぐ下の弟の奥さんが亡くなり、年が明けてから、母のすぐ上の兄が亡くなった。
担任に報告したら思わず「またか」と口をついて出て、それを父に話したら、「人の不幸をまたかとは何事だ」と非常に怒ってしまったので、僕自身が余計なことを言ってしまったと、後悔したものである。
当時まだ新幹線岡山までしか開通しておらず、小田原駅で「ひかりは西へ」という横断幕を見たのを記憶している。
前日の夕方神奈川の家を出て、翌朝着いたように思うが、もっと時間がかかったかもしれない。
僕は一人っ子で、普段は家では一人遊びをすることも多かったが、急に沢山の人の中に入って、少しは顔を知っていた従兄弟などと遊んでいて、場を弁えずに怒られたりした。
江戸川乱歩の少年探偵団の一冊「影男」を読んだのもその時だし、子供向けのお話しの本で「寿限無」を見つけたのも、従兄弟の家でだった。
僕は今では名前も関係さえも覚えていない、年下の男の子女の子に、その「寿限無」を読んで聞かせた。
落語の話なのだから、面白い
それまで、内向的だった自分が、国語教科書朗読には苦手意識を持たなくなったのは、その時からかもしれない。
アドリブでなく、書かれたものを声を出して読むだけなら、今では大抵平気である。
他人が作ったものであれ、読んで人が笑った時、こちらもとても嬉しかったのを憶えている。

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