株仙人がFRBの金融政策を予想する

FRBとは、米連邦準備制度理事会（Federal Reserve Board）の略称で、米国の中央銀行にあたります。

FRBは金融政策の実施を通して、米国の雇用の最大化、物価の安定化、適切な長期金利水準の維持を実現し、

その結果として米国経済を活性化することを目標としています。



過去の事例を分析して、株仙人は今後のFRBの金融政策を予想します。



1.2021年8月：米カンザスシティ連邦準備銀行が開催する経済政策シンポジウム

　　　　　　　　「ジャクソンホール会議」

　　　　　　　　 で、具体的なテーパリング（資産購入の減額）の時期が示唆される。

　　　　　　　

2.2021年11月：FOMC会合でテーパリング開始が決定する。

　　　　　　

3.2021年12月～2022年10月：テーパリングの開始から終了の期間。

　　　　　　　　　

4.2023年9月：初回政策金利の引き上げに踏み切る。



5.2025年10月：保有国債の削減（バランスシートの縮小）





株仙人は、2021年8月以降は株式市場にとって金融政策がマイナスに働くとみており、

慎重に取引していきます。

下落チャートに転換する可能性もあるため、

そうなったときは買いから空売りに変更することも考慮しております。

アベノミクスで上昇相場になれた投資家もいよいよ下落相場に

遭遇することになります。

暴落に備え、資金管理（現金比率を高める）を行いましょう。



株仙人はデータに基づく株式投資を応援しております。