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【お題日記】梅雨の楽しみ方
2020年07月15日 15:29
梅雨の合間に蝉が啼いている。
思い出すのは昨年の熊本。梅雨時に妖しい雲の切れ間をぬって、夕暮れ時に3333段の階段名所を登り下りした。熊本にはそうそう行けるものでは無いから何としてもその階段を制覇したかった。ただそれだけの執念で。
行きは良い良い帰りは怖いと童謡にあるが如く、下りは大雨となった。しかも夕暮れは早い。見る間に辺りは暗くなる。その時、背後から頭上から蝉の啼き声が襲いかかったからたまらん。重くのし掛かられたようなものである。
ようやく階段を下りきってクルマに戻った身体は真夏なのに凍えていた。大好きな藤沢周平の蝉時雨はこんな土砂降りではなかったろう。ホテルまで1時間余のドライブでさらに冷え切ってバスタブで体温を戻すのに30分かかった。
コロナの今年。熊本はまたも大雨で被害甚大である。3333段の名所も階段が閉鎖されているという。今年なら登り下り出来なかった。そもそも熊本にコロナで行けなかった。これも不思議な運命である。
何気ない毎日が、何事もなく続くとボンヤリ思っている我々。しかし運命の歯車が動いた時、あるはずの日常が無残にも崩れ去り、またそこに新しい運命の糸が結ばれる。人の世のなんと無常なことよ。
さて。
雨が降ろうが槍が降ろうが毎日1万歩歩くと決めている。だから梅雨時にでも傘をさしてひたすら歩いている。馬鹿にしか見えない。誰ともすれ違わなければ、馬と鹿を口ずさんでいる。関西は馬鹿とは言わない、こういう輩をアホと呼ぶ(笑)。
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