嫌な夢…

今朝、嫌な夢を見ながら
目が覚めた…

どこかは定かでないが

海外で一人旅をしている
ところから夢は始まった。

船から街並みを眺めるのが
好きなので

夢の中でも
3時間くらいかけて
遊覧する船に乗った…

最初の1時間くらいは
天気も穏やかで
まったりした時間が
流れるクルージングを
楽しんだ♪

しかし…

突然、山の方から
真っ黒な雲が現れて
辺りは一瞬にして
夜の様に真っ暗になり

激しいスコールが
降り始めた…

デッキで景色を楽しんでいた
他の乗客は船内に避難したが

雷が鳴り響き、
とんでもない量の
雨が降る状況を
ずぶ濡れになりながら
僕だけ楽しんでいた。

すると…

「危険なレベルのスコールです
本船は安全の為に5分後に
潜航します!!」

というアナウンスが英語と
日本語で繰り返し流れた。

潜航!?

ふと気がつくと
船内への入り口は全て厳重に
ロックされて僕だけが
船外にいた(>_<)

このまま潜航されたら
溺れ死ぬのは確実なので

力一杯、扉を叩き続けた…

すると…

乗客の一人が僕の姿に気がつき
乗務員に何かを話しているのが
見えた。

その後すぐに
スピーカーから

「そんなとこで何をしてる！」
「死にたいのか!?」
「もう潜航状態に入っているので
扉は開けれない」
「デッキの後部に避難用の
ハッチがあるから
そこに入れ!!」

という声が聞こえたので

暴風雨で吹っ飛ばされそうに
なりながらハッチの入り口を
探した…

ようやく入り口を見つけて
中に入り、ロックをかけると
ライトも何もない2メートル
四方の空間だった。

逃げ込んだ瞬間は
潜航前に飛び込めた事に
安堵したが…

少し時間が経つと
新たな不安が頭の中をよぎった…

〈こんな狭い空間で
あと約２時間空気がもつのか〉

不安は適中し…

1時間も経過すると
普通に呼吸をしていても
息が苦しくなってきた。

暴れたりすると
余計にムダな酸素を
消費してしまうので
じっとしていたが…

明らかに二酸化炭素の方が
多くなってきているのだろう…

幻覚まがいのものが
見え始めた。

小学校の時に短距離走で
学年で一番になった時の事…

高校生の時につきあっていた
彼女との始めてのデートの事…

結婚式で飲み過ぎて
ぶっ倒れた友達を
担いで電車に乗った事…

慰謝料を現金で目の前に置かれて
それと引き換えに離婚届に
サインをした事…

酔っぱらってチンピラに
絡まれて、一触即発になった事…

これまでに経験したいろんな
出来事がクルクル回る
フォトフレームの様に現れて

最後は真っ暗になった…





多分、夢の中で僕は死んだの
だろう…





このあとすぐに目が覚めた…






この夢はちょっとキツい(笑)