命を思う時間でした。

お久しぶりです！

身内の死から立ち直るかどうか...

まだ気持ちがフラフラしている時

貧血がひどく、疲れも取れず

精神的なものかなー、なんて思い

なんとか仕事をしていたわけです。


友達から、リフレッシュのためにと誘われ

フラの教室に通い始めました。

準備運動で柔軟をしていたときに

チクっと下腹部と腰が痛みだし

数分後、たくさんの出血がありました。

生理は終わったばかりだし...

と不安になっているあいだに

出血が止まらず、呼吸がしにくくなり

救急で運ばれてしまいました。


輸血を受け、意識朦朧としているなかで

激しい痛みを伴う検査を受けました。


子宮の奥のほうにポリープがあり

そこから出血しているから切除したい

とのこと。


その日は体力温存のため、眠りにつきました。


翌朝、血圧や心拍数などを計り

手術可能な状態であると診断され

すぐに手術となりました。


麻酔のない事前処置が激痛でした。

人生で一番の痛みでしたね...。

同じように婦人科で手術を受ける方が

3人いましたが、皆さん付き添いがいました。

大丈夫、大丈夫

って励ます声がするたびに

私の心はギューっと締め付けられました。

一人で不安と痛みに耐えて

手術までの一時間を過ごしました。

手術は全身麻酔だったので痛みもなく

無事に終わりました。

麻酔が抜けきらない体は気持ち悪く

吐き気もあるし、喉は乾くし

でもナースコールを押すことも出来ず

涙が止まらなくなりました。

痛い、より怖いという気持ちで。

同じ手術をうけたらしい方が

ご主人か彼氏かになだめられている声がして

何故か、涙が出てきてしまいました。


看護師さんが様子を見にきてくれたとき

私はまだ涙が溢れていたので

痛む？怖かったかな？と言いながら

顔を拭いてくれました。


それから後は記憶があまりないです。

翌朝、朝食をとるも吐いてしまい

もう一日の入院を言い渡されました。

心配した友達がお見舞いにきてくれたのに

ぐったりしていて、あまり話せず。

そして、なぜか止まらない出血と痛み。


不安なまま、また一日をやり過ごしました。


退院の日、先生から告げられたのは


子宮癌検査をしたから、5日後にまた来てね

という嫌な言葉。


そこからの5日間は毎日泣きました。


出血は相変わらず止まらず。

婦人科は予約していても1時間は待つのに

すぐに呼ばれ、傷口の検査をしてから

検査結果の説明を受けました。


結果、初期の癌でした。

吐きそうなくらい心拍数があがり

パニックになりそうでした。

薬で様子を見ていこうね

と言われ、投薬治療が始まりました。

毎日が地獄でした。

微熱、吐き気、ほてり、イライラ

など、たくさんの不調が続く毎日。

そして7月に、また手術をすることに。

癌のある部分の内膜をきりとります、と。

中絶するときみたく、内膜を掻き出す

と聞いて怖くなりましたが


また激痛の処置をうけ、切除術をうけました。


無事に内膜は綺麗になったようです。


これで健康になれるのかな？と喜んだのに

術後のホルモンバランスの崩れで

出血は止まらないし、骨盤は激痛が走るし

下腹部痛もなかなかおさまらない。

傷口どうしが癒着していたら

剥がす手術をするからね、と言われ

精神的に疲れ果てていました。


どうやら癒着はなく、無事に生理が来ました。


しかし、内膜を減らしたにもかかわらず

ホルモンバランスの崩れで内膜が増殖。

この増えた内膜が癌につながるようです。

薬で減らし、また生理がきてリセット完了


といった状態です。

しかし、月経異常がまだ見られるため

検査と不安の繰り返しをしています。

子宮をとれば楽になる。

けど、もし結婚できたら子供が欲しい...

だから、残したい。

だから、我慢する。


私の人生って、いつもそう。

良くなったと思った瞬間から

堪え難い何かがやってくる(苦笑


神様は耐えられない試練は与えない

っていうよね。

でも、どれくらい耐えたらいいのかな。

と、泣いてしまう日が多くあるので...


私、弱くなったような気がします(^_^;)

友達には、元気だよ！っていって

食事もたくさん食べて見せるけど

家では食事をする気力もないです。

家族は離れているし...

日本にいる兄とは絶縁状態。

決まって、母を思って泣きます。

お母さん助けて、って思いながら。


もし今が、人生の懺悔の時間なら

あと数年は続くでしょう。


女性としての幸せは

とっくに諦めなければいけなかったのかも。

私の過去も体も、けして綺麗ではない。


命があることだけでも

ありがたいことなんだろう。


神様、ありがとう。