ロケバス

本日、ロケバスが来て、代々木公園で撮影するそうだ。この夏はいいろあってこのテレビ出演もかなり前からあったのだが、今回ばかりははしゃぐ気にもならず、立ち消えなら立ち消えでいいと思っていた。結局昨日、病院でもう一回の手術の説明を聞いているうちに、ロケももう一度頼むということになった。以前にも書いたが、司馬遼太郎が坂の上を書いたとき、早く書かないと日露戦争を知っている人がいなくなってしまうということだった。第二次世界大戦のことは、もう兵士だった人たちは90歳を超えている。だからワシントンハイツのことも僕が書いた文が新聞のデータベースに載っていて、こうやって何かのたびに利用されるなら、きちんと話せるうちに証言しておくとするかと今思う。おさな友達が昔の原宿のことでブラタモリに出たとき、実は脳梗塞を起こしたか、起こす前で出演する気分じゃなかったといっていたのを思い出す。