夏の前日

雑談。　珍しく漫画の話。
「夏の前日」（吉田基已）が結構好き

青年誌だけれど、作者が女性だからか女性心理が丁寧に描かれてます。

彼女は、控えめなのに時々大胆で、
ちょっと見栄っ張りで意地っ張りで強い様で弱くて可愛い。
（ここに「我儘」が入ると小悪魔的で最強なんでしょうね）

年に1冊しか単行本にならないけれど楽しみにしてます


主人公はふた心ある学生で、
年上女性に甘やかされることに反発して気骨ありそうにみせても
他の女性に惹かれることに悪びれない。
どこにでもいる男性像かな。。


付き合っている彼女ともう一人の女性。
どれぐらい「好き」に差があったら、差がなかったら
裏切りなんだろう？


男性からみたら、たとえ何人いようとも
普通より「好き」で間違っていないと言うのかもしれない。。


相手に自分より好きな人がいるって気づいてたら
お愛想で「好き」って言われたくないよ。


物語は想像通りな方向へ展開していて
最後まで「好き」と言わせないか、
さよならのとき過去形で語られるのかもしれない。


やっぱり続きが気になる。