コスプレ・・・

保険の研修から戻って来たら

家に深水さんが遊びに来ていました

「あら　いらっしゃい・・・」

「おかえりなさい、わあ　奥様っ」

「ん・・・？」

「OLのコスですかあ？」

「へっ・・・？」

「でも、コスだとスカート長すぎですよお」

「いっ・・・？」

勝手にスカートをいじり始めるし・・・

「うん　これくらいだお」

「なるほど・・・」

鏡を見るとこれまた　えっちっぽい・・・

「って、これコスプレと違うし・・・」

「そうなんですか？」

「うん、ところで今日は何・・・？」

「あ、和くんにコスコス持って来たんですけど」

「コスコスって・・・？」

「コスプレコスチュームです」

「なんでうちに・・・？」

「和くんち　いるじゃないですかあ」

「ああ、坂井ちゃんね」

「はい」

「それでどんなコスプレ・・・？」

「はい、ワンピのナミとロビンとハンコックのです」

どれも結構過激な格好なような・・・

「ちょっと　大胆すぎない・・・？」

「そうですか？　砕蜂よりはいいと思いますよ」

「砕蜂って・・・？」

(うまく説明出来ないので　深水さんのコス画像参照)

本来はふんどし一枚の上に写真のような服一枚とか・・・

結構　大胆だ・・・


「そういえば　奥様」

「ん・・・？」

「石垣さんと倉永さんと水橋さんがよろしくだそうです」

「だれ・・・？」

「前　忘年会にお呼ばれした時の」

「ああ、あそこの社員か・・・」

前の会社の社員・・・

「何回か飲みに連れていってもらってるんですけど」

「うん・・・」

「毎回　コスしてくれって言われてて」

「うん・・・」

「けっこう仮面のコスを頼まれたんですけど」

「うん・・・」

「けっこう仮面ってどんなキャラか知ってます？」

「けっこう仮面・・・わからないなあ」

ちあきに聞いてみる

「知ってるが　あのコスで出歩いたら捕まるよ」

「捕まるって・・・？」

ちあきが　さらさらと絵を描いて見せてくれる

「・・・」

「うわっ」

「確かに捕まっちゃうね・・・」

「うん、でも、室内なら」

「えっ・・・？」

「カラオケボックスなら」

「いや　あそこカメラあるでしょ・・・」

「絶対ないとこ知ってますから」

というか・・・

この子　やる気になってるよ・・・

まあ、子供じゃないんだから

自己責任でって事になるけど・・・


深水さん・・・


くれぐれも・・・

　　　　　　　　　　　　・・・注意してね