最近の子供たち

失敗してもいいってことをあんまり分かっていない気がする。若い頃なんて
失敗して失敗して，そこから何かを学べばいいのに，失敗しないようにして，
結局あまりいい結果が出ないまま，「失敗していない感」だけを持って次の
ステップに進んでいる気がする。だから，開拓者的な存在もいないんじゃない
かと…。
　基本的に，失敗するっていうのは，やりすぎたり，はみ出し過ぎたから失敗に
なるわけで，結局，突き抜けるだけの素養があるってことなんだと思う。要するに，
やりすぎる感じかな。でも，やりすぎてみなければ，どこまでやっていいか？
なんて分からない。だから，子供たちには，どんどん失敗させて，そこから
何を学べばいいかを教えてあげさえすれば，独りでに成長するのだと思う。
それをいちいち文句を言ったり，ああだこうだと指示をするから，向こうはすぐに
「待ち」の姿勢を作ってしまうんだと。ある意味，指示待ち新入社員を作る親世代
といえるのではないだろうか。
　だから，小さいうちにいろいろ失敗させてみるのがいいと思う。←危ないところ
には気をつけてね？