アイ・アム・ナンバー４

まぁ、観てきましたとも...
今回は、ネタバレを書きますので、本作に興味を持って
らっしゃる方いましたら読み飛ばしてください。

いろんな所に書かれているストーリーは下のようなもの。

超人的な能力がありながら、その力を隠して街から街へと
移り住む生活を送っていた孤独な青年ジョン。
そんな中、オハイオ州の高校で少女サラと恋に落ちる。
また、その一方でジョンを超能力者として認識する謎の組織が
ジョンへの攻撃を開始する。

　・
　・
　・

これを読んで誰が宇宙人ｖｓ宇宙人の話だと思います？
超能力戦いっぱいの派手派手な映画かと思っていたのですが...

話しのほとんどはジョンとサラのお話し。
元彼（いじめっ子）に絡まれたり、宇宙人オタクと仲良く
なったり途中で宇宙人とばれて脅されたり...
こういった話に時間を割いたわりに、全然中身がないのはどう？
って感じがいっぱい。

で、ナンバーの順番どおりに襲ってくる敵宇宙人とナンバー３が
殺されたことで能力が覚醒したナンバー４ことジョン君。
でも、４も５も生きているにも関わらず能力が使えるナンバー６…
ここいら辺の設定が分かり辛くて薄いので、「へぇ～！」よりも
「はぁ～？」が先に立つ話でした。
何故、順番どおりに襲ってくる？は謎のままですし、６の育ての
親は殺されているみたいだし...

最終的には襲ってきた敵を撃退し、めでたしめでたしなのですが、
何故か彼女を置いて、ナンバー６と宇宙人オタクと他の仲間を
求めて旅に出ます。

が！

出てきた敵一掃しちゃったんじゃないの？
仲間を探しに行く必要があるの？
目的は？

と、最後にも？？？を連発します。

ついでに、いじめっ子な元彼（警察官の息子）は警察に押収
された主人公の持ち物を警察から盗ってきてくれたりと
いきなり協力的なのも？だったりしますし...

話としてはシンプルな映画なはずが、無駄が多すぎて分かり
づらくなった感じの映画でした。う～ん、残念。