★キャバクラでバトル その3！

最強のオタク系キャバ嬢A・・・次の話題は映画。さすがにこれは負ける気がしない。。


『映画とか、御覧になりますぅ？』
『んー、一般的なのは観ないね』
『zzさんの言う一般的って・・？』
『そうね・・』


私、基本、はやりものは観ません。ハリウッド系は、ほぼ観ませんね。まぁ、行くとすればミニシアター系です。昔はアンダーグラウンドシネマテイクとか・・・。でも、ヨーロッパ系の映画はわりと観ます。・・実はAを相手に物凄くコアな話をしたのですが・・ここでは止めておきます。



『わー・・zzさん凄いです。あの・・』
『なあに？』
『天井桟敷の人々・・・って、知ってます？』
『わっ！驚いた・・・よく、そんなの知ってるねぇ！』
『ええ。ジャン=ルイ=バロー好きなんです。』



なななんと！さすが最強キャバ嬢！「天井桟敷の人々」はフランス映画を代表する監督の一人、マルセル・カルネが、なんと3年3ヶ月かかって作り上げた、3時間半に及ぶ長編です。第1部「犯罪大通り」第2部「白い男」の2部構成からなる大作で・・・撮り始めたのが1942年。第二次大戦中にドイツ占領下のフランスで制作されたことになります。ジャン=ルイ=バローは、主役パントマイム役者バティストを演じ、その劇中のパントマイムは・・もう、それこそ絶品です。・・・しかし、最強キャバ嬢A・・・あなどれない。



その後、暫く、「天井桟敷の人々」の話で盛り上がり・・・



『天井桟敷って言えば・・・寺山さんも好きなんです！』・・・来たぞ来たぞ！この子、心底面白いなぁ。これも私のテリトリーです。・・・最強キャバ嬢Aとの「寺山修二」オタバナは明日のお楽しみ。