明けましておめでとう＾＾/

新年に良い曲を聴かせて頂きました。
この曲を聴きながら、いろんな思いをめぐらせました。

切ない思いは、初恋にあこがれた頃、結婚を迷っていた頃、
そして願い叶って世界に乗り出し・・・途中で挫折したけれど、神様から与えられた運命を楽しみ、
改めてイタリアを訪ずれたときのこと
・・・そんな思いが巡ってきました。

人は、夢を見て、あこがれ、希望に胸が膨らみます。
そしていつか叶えたいと願うのだけど、現実が立ちはだかります。

ほとんどの人が諦め、やがて夢は叶えられないものだと思い込んでしまいます。

一部の成功者と多数の諦めた人たち・・・
でも絶対に叶えると決心した人は、必ず叶えられる。

また、一部の人はその思いを創作の世界で叶えます。

・・・どこへ越しても同じだと悟ったとき、詩が生まれ絵ができる・・・漱石の草枕の一説です。

日本で最初の官費留学生で、帰国後流行作家と最高学府での講義など、最高の知識人として誰もが疑わない彼は、
家庭では子供たちに嫌われていたと言う事実があります。
（漱石の奥さんは占い好き、そんな講演をお孫さんがなさってました。方位で漱石は運をつかんだのかもしれません）

どきどきワクワクする女性が主人公の、恋愛小説の名人森曜子さんの世界は、願いを叶えたい彼女の妄想だったようです。

それが叶えられなかったとき、人は新しい世界をつかみます。
そして実はそれが、生まれてきた使命だったりするのかもしれません。