来年を考える-7／軍事費

日本に核ミサイルなど、飛んで来るとは全く考えられないのだろうか？
何も北だけが発射するとは言えないのです。
どこかの国が北からだと言って、雲の上から発射するかも知れないとは、考えられないだろうか？
９１１を考えると、これ以上の北爆再開の理由付けは他にありません。
パールハーバーと全く同じ事が、何回繰り返されるのか。
朝鮮、ベトナム、イラク・・・そしてまた朝鮮とイラン？


しかし、この最悪のシナリオを採る国は無いと考えます。
何故なんだ？・・・適度に緊張がないと、軍事費が減らされる。

それが分かっているからこそ、金さんも程々に無茶をする。
韓国も今のままがいい。
韓国の今の経済規模では、北の全員に仕事も無ければ、食い扶持も足ない。
２０年経ったドイツを見れば分かる。
あの経済世界第三位だった大国ドイツでさえそうなのに、韓国では、です。

中国はどうか？
今のままが一番都合がいいのです。
何故なんだ？・・・緊張があれば、軍事費の桁外れの増加を世界から文句を言われずに済む。


同じ事が日本にも言える。
これ以上軍事費を減らされては、防衛省も軍事産業も全ての企業が困る。
菅政権がする気もないのに、武器輸出三原則を変えると急に言い出した。
アメリカへの外交カードの一つと言うより、社民党へのプレッシャーですか。

もう無いに等しい社民党に、本気で気を遣ったのでは決してない。
日本にこの分野へ入って欲しくないアメリカの意思があるのは、十分解りきっている。