音楽の話　其の三

えっと、今日は楽器編です。
楽器をやる事で音楽の聞き方に違いが出て来るんです。その辺のお話です。

僕はBassという一般的に地味だと思われている楽器を弾く人間なのですが、Bassってね・・・おもろいよw　
きっかけは、大学に入ってやる事がなかったからw
で、楽器を始めるにあたって、ギターとドラムは無理だと思い込んでましたので、残ったのがベース。
えぇ、消去法ですw
だってギターのコードなんて絶対無理。いっぺんにあんな風に手は動かねーだろというのがありましたし、ドラムも然りで、右手左手右足左足、別々に動かせねーよってのがあったので。
今となってはコードは弾けて当たり前みたいな感覚でいますが当時は無理だという思い込みが強かったんですね。
ボーカルというものにも抵抗がありまして、人前に出て目立ちたいっていう気持ちもちょっとはあるのですが、メインにはなりたくないw　

なんだかんだでベースというポジションは僕にとって非常に落ち着きのいい場所だったんです。
だってだって、歌いたくなったらコーラスで、前に出て目立ちたいと思ったらギターさんと絡んで遊んで、やるだけやって遊んでもういいやって思ったらまたドラムと絡んでもとの場所に帰る。
いやぁ実においしいポジションw　

CDでしか曲を聴かない人にはリズム隊のかっこよさはなかなか伝わりづらいとこなんですけどね。
ライブで生で見ると、音としてもそうだし身体で感じる事が出来るので、よりいっそう魅力を堪能出来る事間違いなしです。
ベースはね縁の下の力持ちなんです。
ベースが曲中から抜けると其の存在感を感じますもんね。ギターはこうはいきませんから。

上達の秘訣はですねぇ。
毎日ちょっとでもいいから引き続ける事です。
継続は力なりとは善く言ったものですねぇw
常に向上心を持ち続ける事、良い音楽を沢山聴く事。これが大事な事だと思います。

そうそう音楽の聞き方ですけどね。
楽器をやるようになると、今までは歌だけ聞いて満足していたものが更に深くなります。
というのは、自分のパートを善く聞くようになるから。で、カッコいいフレーズとかに最初は惹かれて弾きたくなる。
其の次の段階にいくと、このフレーズがあるからこの歌のメロディが活きて来てるとか思うようになるんですよね。
これは面白いです。
ちょっとマニアックになってきましたねw　
他にもこの音色だからとか、この弾き方だからとか、あの楽器だからって言う事が音からわかるようになります。
そうなるともう立派なミュージシャンですねw