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名脇役、という名のスパイス。

2006年02月24日 12:10

 ごく少数の人→お久しぶりデッス(>_<) 大多数の人→はじめましてッ(^-^) しばらくデジログをお休みしていたLIVE-STRONGです。

 さてさて、ほんとーにひさしブリブリ~なワケですが。今回のTopicは「名脇役」です。この話題は、できればじぶんのデジログシリーズ化したいほどじぶんが大切に思っている、映画の一大要素です。

 でまぁ、初回に放り込まれるアクターは誰がいいべなぁ、と迷っていると点けっぱなしにしていたTVから特徴のある声が...

               「There is afire fight!」

 ...いましたよ、口火を切るにふさわしい人が。

             That's the man... "WILLEM DAFOE" !

 って、知ってます? ウィレム・デフォー。そう、チャーリー・シーン主演の稀代の戦争映画「PLATOON(プラトーン)」で伝説的な死に姿(ひざまづいて両手を天に衝きだし、神に祈るように死んでいくポーズ)を見いだしたあの男です!! 最近じゃ「スパイダーマン」で敵役を熱演していましたね。珍しいところでは「ファインディング・ニモ」で声優に挑戦しています。

 まぁ、この男のどこがいいかと申しますと、一言目に「いかつい」そして、二言目に「だけど優しい」、三言目に「そして非情になりきれない」。こんな役ばっかりです、コノ人。
 ただ、この特徴的な役柄が指し示している答えは、「WILLEM DAFOEでなければ、その役はできない」ということ。彼の専売特許、独壇場、ひとり舞台ッ! というワケです。

 Tommy Lee Jones(トミー・リー・ジョーンズ)、Donald Sutherland(ドナルドサザーランド)(24の主役、Kiefer Sutherland【キーファーサザーランド】のオヤジ)と名脇役の代名詞ともいえる御方々を押しのけてデフォーがじぶんの中で筆頭に挙がってくるのは、ひとえに「わかりにくい優しさ」です。彼の演技の全ては葛藤しているシーンに集約されています。恐ろしいほどの重圧や自戒を抱えながらも、苦しみの果てに選択する非情になりきれない決心は、観ていて胸が詰まり、涙を流すほどです。

 最後に、オススメデフォーFilmを。
「The Boondock Saints(邦題:処刑人)」。
 アメリカ版「必殺仕事人」といったテイストですが、デフォーは主人公ふたりを追いつめる敏腕刑事の役で出演しています。かれらしさ全開で突き進んで行ってマス。多くは語りません、観てください。

 ではでは、本日はこれくらいで(^-^)

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