忘れたくても忘れない言語

ただいま福岡から帰ってまいりました。
今回は１泊の小旅行でした。またもや
カプセルなホテルに泊まり、夕食はどこか適当な
ところで食べようとしました。泊まったホテルの下には
何故か和、洋、中の料理屋が所狭しと並んでおり
夕食代に余裕の無い学生を悩ませるには充分でした。
しばらくその３軒の前をうろうろしてましたが、
結局中華料理屋に入ることにしました。
「いらっしゃいませ、お一人様デスカ？」
と愛想よくチャイナドレスのお姉さんが迎えてくれました。
あれ？なんか微妙にアクセントがおかしかったような…。
他に客はおらず、貸しきり状態の店内で４人用の机に座る男。
注文を終えたらそれまでテレビを見ていた店主がおもむろに
料理を始めました。チャイナドレスのお姉さん達と聞き覚えの
ある日本語ではない言葉で話しながら。

こ、この言語は…。
大学時代この言語の発音に２年間苦しんだから分かる…。
中国語だ！しかも北京系ではないぞ！そういやホテル
のﾏｯｻｰｼﾞが台湾式だったから台湾系かなと思いつつ
店主が作った酢豚を平らげて店を後にしました。
値段の割に美味しかったのでまた機会があれば行こうかな。
今度はちょっと中国語を勉強して「美味かった」ぐらいは
中国語で言いたいな。