御婦人

今日は５階建ての団地へ仕事に行った。

仕事先の家は、猫を飼っている。
しかも子猫。遊びたいさかり。

しかし、この猫、
仕事中、邪魔で邪魔で　しょーがない。
私の足元に来る・・・を通り越して、
わざわざ、私の足元にオモチャを持ってきて、じゃれまくっている。

いちいち歩く時、下を確認しないと　踏んづけてしまいそう。

それでも、その家の御婦人は何にも対策を取らず、
猫の思うまま、遊ばせている。


・・・しばらくして、工具を取りに団地の下に降りた。

工具を持ったところで、
団地の他の階の住人が階段を下りてくる気配がした。

私は、両手いっぱいに工具を持っていたので、
狭い階段で、他の人と　すれ違うのは気が引けたので、
少しだけ、それとなく、待っていた。

降りてきた御婦人は、私の横を通り過ぎる時、小声で、
「すみません、お待たせしました」と言った。

ほほぅ、私の気配りに気付くとは、
　この御婦人は、相当な「気配りの達人」だろう。


♪ハイハイ～　今日の画像も本文には全く関係ありません