妄想　2

誰？顔が見えない。
電車はそこまで込んでるようには見えないけど・・・・

でも、確実に男の手が私の体をまさぐってる。

密着した男の体から、熱い塊が私の太ももに固定されてる。
今日はお弁当のバッグもあって、手はふさがってる。つり革を握る左手に力が入った。

「（あっ....）」思わず声がでそうになっちゃったよ・・
だっていつの間にかブラウスのボタンが外されて、ダイレクトに指が・・・胸の谷間に触れてる・・・
怖いよ...誰か助けて！でもなぜか私は声が出ない。
このいやらしい指の感触を楽しんでる？違う・・私はそんな女じゃない。でも・・でも・・・・ブラの中まで手が？？？

私は見た。その手を。

バーバリー？このストライプのシャツの柄はバーバリーだ。
先月のLEONで出てたもん。シャツの先に見える手首はテニスラケットが似合いそうな感じで浅黒く、セクシーに見えた。
その手の先は、私のブラウスの中で小さく動いてる。

ブラの中で、私の乳房のふくらみを確認するように大きな手でゆっくりと揉んでいる。そして手のひらで乳首を刺激してくる・・

私は息遣いが荒くなる。でもだめ・・声を出しちゃだめ・・
自分に言い聞かせながら、目を閉じた。

すると今度は、お尻にも、前にも手が？？
ストッキング越しの感触はとても敏感になる。
優しくねっとりした手が微妙に動きながら、内ももをなぞる。
もうひとつの手は、お尻のわれ目に沿ってふくらみを確認してるような動き。

「（ええええ？）」

仲間がいたんだ・・・！２人？・・・３人？？？

恐怖と諦めがごちゃごちゃになりながら、それでも私はつり革を握り締めて耐える・・・何に耐えるの？・・・わからない・・
でもわかることは・・・キ・モ・チ・イ・イってこと・・


「（ああっ）」
今まで優しかったその指使いが、今度は乳首をぎゅっと摘んだのだ。そしてすぐまた優しく乳首の輪郭をなぞる。
手で乳房を握りながら、剥き出しになった乳首の先をチロチロくすぐる。
・・・それ・・好きなの・・そうやっておっぱいを弄ばれるの大好き・・・

彼氏とは付き合いだしたばかりでまだセックスはしていない。
私を大事にしたいから・・というけど、私は少し寂しかった。

こないだのデートで、誘われるかと思ってたのに、優しくキスしただけで家まで送ってくれた・・・
私は悲しくなって、おニューのピーチジョンの下着姿のままで、一人で・・しちゃった。
こうやって彼に弄ばれることを想像しながら・・・・・・・。

でも今は・・・・
電車の中で、何人かの男の手に弄ばれて、バーバリーのシャツを着た男の手に、乳首を揉んだりつねったり撫でられたり・・・

あああ・・・ああ・・いや・・・やめて・・・やめないで・・

ピシッ・・
下の手がストッキングを破った！やめてよ！おニューのディオールなのに！！
ストッキングの裂け目が広がって、男の指が足の付け根辺りから、パンティに触れた・・
恥ずかしい・・・・・・・私のアソコはもうグッショリだ。
きっとパンティも私のジュースでびっしょり濡れてるはずだ・・・

男の指はお構いなしに、パンティの上から一番敏感な部分をゆっくり・・ゆっくり・・・ゆっくり・・・・こすりあげる。

「（あああああああっ・・）」


・・・・・続く♪