日本電産元CEO鴻海精密へ

日本電産を追われた元社長の関氏が鴻海精密のEV事業最高責任者に任命された。
日本電産も鴻海が呼びかけたEV事業への参加を決めており、そうなると実にやりにくい形となった。
日本電産の永守会長は、先の決算発表の時に、先の責任者がやりたい放題行って負の遺産を残した
などと関氏を非難しており、鴻海のEV事業の責任者となった関氏と、上手く手を組んでやって行けるわけがない状況となった。
という事は、日本電産は鴻海（フォックスコン）とは手を結んで、EV事業を進める事は無くなったともいえる。
人の悪口など公の場で言う事自体どうなのかと思っていたら、やはりこのような事態を招く事になる。
車業界は、日本電産が今まで商売して来た電気、精密、家電、IT業界とは違う経営風土がある。
直ぐに結果を求めるのは難しい事を知っておくべき事だったと言わざるを得ない。
短期間で結果を求めるのは、以前の東芝のイメージが重なる。
無理をして計画必達を掲げるのは、担当している人が順調に結果を出しているなら問題は無い。
しかしどうしても無理な事はいくらでもある。
必達だと言って無理強いすると、将来良い事なんてありはしない。
日本企業にとって指針となるような企業として日立製作所を挙げる。
日立の歴史を辿るだけでかなり勉強になりますね。

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