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15th Route 246 Part 6 長いつきあいの女を

2020年08月04日 22:13

15th Route 246 Part 6  長いつきあいの女を

長いつきあいの女を
由香のレズテクニックで奪われたとき
たまらず呼び出して
「正常」な男女の性交にふけったのが
この人妻だった。

以来、なぜかこの人妻との行為は
挿入前戯にする形になった。
もとより体力のないこちらは
あえて挿入前にたっぷりの時間をとる。
手で、
指で、
口で、
舌で、
息で、
言葉で、
高みに押し上げ
鋭く達せさせるのを信条としている。
たいがいの女性
挿入をせがみだす前に
激しく身体をよじり
愛液を撒き散らし
腰をくねらせながら
淫語をシャウトするのが常だった。
ほとんどごまかしにも似た
短い挿入時間でも
下地が出来上がってる分
簡単にアクメに達してくれた。
鋭く
深く
高く
大きく…

だから
射精の後でもなお求め続ける女性
殆どといってよいほどいなかったし
たまにいても、再度の指と舌で
簡単に昇天してくれた。
そんなわけで、どの女性
「強い」と誤解してくれる。
本当は大間違い。
若者のように果てても即座に立ち直り
何度でも射精できるのが
「強い」ということなのだが…

だが、この人妻の場合は少し違っていた。
レズ鑑賞地獄のあとの性交だっただけに
こちらもひどく高ぶっていたせいもあったし
何よりも
男を排除した女同志の淫らそのものの行為に
反発したためかも知れない。
殆ど前戯なしで、やや乱暴に挿入した。
ところがこの人妻は、簡単に高みに達した。
それからも何度もイきまくった。
何をしてもイきまくった。
こちらが射精の大波を感じる前に
どんどん感じてくれるのだ。
これは好都合だった。
挿入すると簡単に射精してしまいがちな
こちらの弱みが、決してばれることがない。
挿入すればイク。
抜くときにもイク。
指を入れればイク。
舐めればイク。
噛めばイク。
こちらのペースで本当に
イージーでも濃厚なセックスができた。
そして、いまでもなお
加速度的に淫らさを増加させている。

当初から淫らなのはわかっていたが
決して経験は多くなかった。
それがかえって「よかった」のか、
貪欲に体験を求め
急速に人妻の熟れた香りを
発するようになってきていた。
主人にわからないわけがない。
だが淡白だった主人も
この人妻の変貌ぶりに引かれるように
妖しい性を喜ぶようになっていた。
この人妻が「あなた、許して」と叫びながら
男の精液をときに乳房で受け止め
ときにおいしそうに嚥下
手入れするようになった性器から
愛液をほとばらすようになったのも
主人が性の歓喜を
公認するようになったからかもしれない。
だから今、夫婦仲は決して悪くない。
むしろ、時々、公園映画館などで
盗み見されながら
ケモノのように
身体をつなぎあったりしているとか…
そのうち、乱交露出に走るのも
時間の問題かもしれない。

それでも、この人妻の性は
満ち足りることはなかった。
だから、亭主公認で
時にブラもパンティもつけずに
街を歩いてはオトコをくわえ込み
「あなた許して」と叫びながら
狂ったようにイキまくる。
そして、違反言い訳
警官の前で放尿してしまうほど
大胆な女に変わっていた。
育ちのよいお嬢様上がりで
高級な住宅街で優雅に暮らす、
という外側からは
とても信じられないような内面を
妖しく抱えている女…

トリップから帰ってきた。
ようやく瞳に光が戻る。
そして次の瞬間には
べろりと舌なめずりをする。
そして、何を思ったか
バッグからルージュを出した。
そしてコンパクトを見ながら真紅の口紅を
丁寧に
真剣に
塗りだした。
帰るのかと思った。
何か気に障ることをしたのかと思った。
だが、違った。
「ふふ。口紅塗ってからしゃぶるの。」
あそこに赤いのつくと燃えるのよ。」
おまけに、脚を広げると
紫の下着のクロッチをずらし
陰唇すなわち淫唇の部分にも
べったりとルージュを塗りつけだした。
きっと誰かに教わった
卑猥な行為なのだろう。
塗り終わると
ソファに座るこちらの股間に顔をうめ
うれしそうに佇立をくわえると
真紅の唇を上下させた。
確かに赤いルージュ
ペニスの胴体にプリントされてゆく。
たちまち硬度を増し天を突く。
ひどくなまめかしくいやらしい光景だった。

じゅるじゅる
「いや、いや。私、こんなことしてる」
ぶちゃぶちゃ
「こんな淫らないやらしいことしてる」
ちゅうちゅう
「ごめんなさい、あなた。許して」
にゅるにゅる
「でも、でもきもちいいいのよお」

支離滅裂なことを言いながら
指をクリトリスに遊ばせ出した。
「あああああ」
また、
また、
イキかかっている。
身体をソファにひきづりあげて
仰向けにすると
互いの性器を舐めあう形になった。
赤い唇がペニスをくわえ込む。
紫の濡れた下着は何の目隠しにもならないで
赤い陰唇がこちらのくちづけを誘う。
あれだけ流れだしたくせに
また透明な愛液が湧き出てくる。
「やだ、やだああ。こんなことしちゃいけないの」
そういいながら、誘うように股を開く。
赤い淫唇がのたくりながら
こちらの唾液をほしがっている。
「早く。早く。いけないことしてええ。」

だが寸前で、やめた。
洗面所、いこう。」とささやく…

(続く)

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