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15th Route 246 Part 2 敏感な肢体だった

2020年07月31日 03:16

15th Route 246 Part 2  敏感な肢体だった

敏感な肢体だった。
指でイき、舌でイく。
息を耳たぶに吹きかけるだけで苦悶し
淫猥な言葉で腰を揉むようにくねらせる。

そんな反応だったから
パンティの布越しとはいえ
ねちゃねちゃとクンニリングスを続けると
何度も何度も高まりに達した。
ましてや路側帯に停めた車の中。
窮屈な姿勢がいやでも興奮を掻き立てる。
加速して通り過ぎる車からは
見えるわけもないのだが
彼女にしてみれば
露出」の感覚に支配され
それが愛液の滴る量に示されていた。
こちらの唾液を吸収するまでもなく
内側からどぶんどぶんと噴き出す愛液
ただでさえしどけないクロッチは
べっとりと性器にはりついて
そのカタチをあらわにしている。
「やだあ。やだああ。やだってば。」
「そう、そこ。そこもっと。」
「やめてえええ。」
「やめないでええ。」
むちゃくちゃな言葉を発するにつれて
黒い変色部分を増やしていく
紫のTバックからは
手入れされた薄めのヘア
ひくつく女性器
そして同じくヒクヒクと痙攣する
アヌスがはみ出すようにのぞく
並んで立つ照明塔からの光で
かすかに見て取れるそんな光景
通り過ぎる車のヘッドライト
瞬時だが光量を飛躍的に高め
卑猥さを何倍にも増加させる。
まるでディスコブラックライトのなかで
ショウアップされ、
ボディコンを捲り上げて
露出してゆく痴女の風情だった。

まくれあがったスカートから
白く突き出し
くねくねとのたくる白い太もも
その付け根からは性器のはみ出しを
強調するかのような
シミのうかびあがるパンティ
視線を動かすと
これも紫の妖しいブラがずれて
そこからとがった乳首
それに続く柔らかな乳房の曲線。
その中腹にはたまらず自らが垂らした
唾液がしずくとなって
いやらしくまとわりついている。
すでに何度か登り詰めて
茫としているから女からの仕掛けはない。
なのに光景だけで、激しい欲望が襲う。
なぜか夜なのに
こんな細部まで見てとれた。

そして、
スカートを捲り上げた。
そして、
太ももを大きく広げた。
そして、
豊かな尻の下に手を添えて
腰を浮かせ突き出すのを促した。
そして、
濡れたパンテイを
足首にまでずりおろした。
そして、
片足をパンティから抜き去り
しどけなく足首にまつわりつかせた。
そして、
助手席ダッシュボードに両足を置かせた。
そして、
さらに性器を突き出させ、
さらに腰を浮かさせた。

いっそう強く性器をおしつけて
なお深いクンニリングスをせがむ。
ごおごおという高速の通過音を背景にしてなお
びちゃびちゃ
じゅるじゅる
ぬちゃぬちゃ
という卑猥な音が車内に響く。
「どうするのよ?こんなに濡らして。」
「いやらしいから。いやらしいから。」
「見られる。見られる。」
恥ずかしいよおお。」
「こんなこといけないのよ。いけないのよ。」
そしてついに「あなた、許して」と叫んだ。
この女のこのせりふほど
ぐしょぬれになって歓喜する
現状に似合わないものはなかった。
「またよ。またよ。」
「イッちゃう。イッちゃう。」
「あなた、ごめんなさい。」
「あああああああああ」
不貞を強調し、
悔いるふり
性感を高めつつ
どぶりと噴き出す愛液

「うわああああ」
と叫びながら身体が反り返り
意識しているのか無意識なのか
脚をこじらせるようにして
片足に引っかかっていた紫の薄布を
助手席の床にふわりと落としてしまう。
妖しい布が床につくと同時に
「イくうう」とシャウトして
ダッシュボードに足をあげたまま
こちらの頭を自分にひきつけるようにして
激しく達した。

ホテルに向かう途中にしては
いささか濃い目の前戯
期せずして中断されたのは
この直後だった…

(続く)

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