- 名前
- Bz
- 性別
- ♂
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 奈良
- 自己紹介
- 丈夫で長持ちなムスコ。 気持ちが一番大切なので、やり目の女性はお断りします。
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年金問題
2019年07月05日 21:31
硬い話でご免なさい。
今を去ること20数年前、当時勤務していた病院に厚生省→その頃は厚労省ではなく厚生省だったのです→から事務次官が医療保険制度と年金制度の話をしに来た。
その病院の理事長が政治の好きな奴で、中央と繋がりたくて、繋がっているのを自慢したくて東京から呼んだんだな、わざわざ。お金を積んで。
で、まあ、話をしたわけ。いかに医療保険と年金制度が優れていて国民を守っているか、日本国民はその恩恵に与っており末代まで保証されているとかなんとか。それはみんな当時の自民党政府と優秀な官僚が居ればこそです、なーんて得々と話をしたんだな、私が聞いているとも知らずに(笑)。
私はアウトサイダーで理事長には煙たがられてたから大人しく清聴してた。その会を盛り上げるべく都合の良い質問ありぃの、いわゆる忖度質問もありぃので理事長は満面笑み。さて、あとは理事長の挨拶だけというタイミングに、私は初めて質問を浴びせた。
ある人達がまとめた医療保険と年金制度の現状と未来に関する資料が私の手元には、ほれこの通りキチンとあります。どれどれ?
はい、3部刷ってありますから是非ご覧下さいと私は穏やかな笑顔。
で、程なく事務次官の手元にもその資料が一部渡りまして、次官の部下に一部。残り一部は私の手元に。理事長は何がどうなってるのか皆目わからず(笑)。
ご覧下さいましたか?
それによりますと、2つの制度は既に破綻さしておりまして、と話す頃には次官の部下は顔面蒼白で、次官は苦虫を100匹潰した顔をしてる。構わず、この2つの制度は今後財政を圧迫し財政逼迫は必定、解決策として消費税率の設置が云々とあり、将来的には20%まで云々とありますが、次官のお考えはいかがですか?破綻している会社の株主総会で粉飾決済と絵空事を述べられているのではないですか?
これはですね、これは。と喋りだした次官は言葉が出ない。で、私は彼らの手元にあった資料2部をさっさと取り上げて、まぁまたご説明下さい、私もこれから仕事なのでと挨拶して着席した。
そのあとの場の雰囲気は想像されたし。
要するに、20数年前に健康保険制度と年金制度は破綻しており、消費税率を20%にまで引き上げてもまかないきれず、ついには制度自体が自壊すると、当時の厚生省の優秀な官僚が予想していたのです。
老後2000万、3000万なんて話はもう、20数年前にちゃんと予測されていたわけ(笑)。
騙されてるのよ、みんな。
ま、それまでに日本国はたぶん占領されて滅んでると思うけどね。
みんな、平和ボケして幸せだから。ねぇ、チコちゃん!
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