健康の話… …って、こわっ!

■頭痛患者の認知症リスクは2倍

片頭痛および緊張型頭痛を含む原発性頭痛と新たに診断された患者3,620例と、性別、年齢をマッチさせた対照群1万860例を、台湾の全民健康保険データベースより抽出した。
交絡因子を調整した後、Fine and Gray’s競合リスク分析を用いた。性別、年齢、月収、都市レベル、住居地域、併存疾患で調整した後、認知症に対するハザード比は2.048であった。
【さらに、悩みの種に・・・】


■携帯電話の長時間使用で脳腫瘍に、原告の主張認める 伊裁判所
携帯電話の長時間にわたる使用が原因で良性の脳腫瘍ができたと訴えた男性労働者の主張を認め、社会保障当局に賠償するよう命じた。15年にわたり、仕事で日々3～4時間の携帯電話の使用。「最初は、右耳が常に詰まったような感覚があった。2010年に腫瘍と診断されたが、幸いなことに良性だった。
ただ、聴覚神経を切除する必要があり、今は何も聞こえなくなった」と説明した。
専門家は、腫瘍とその治療により身体機能の23％に支障が生じたと算出。これを受けて裁判所は、損害賠償として月々500ユーロ（約5万9000円）を支払うよう国民労災保険協会「INAIL」に命じた。
【電話じゃなくて会って会話のほうが・・・】

■嗅覚の低下は死期が近いことを意味する？
40代や50代でも、嗅覚が鈍くなることは早期死亡と関連することが新しい研究で示唆された。しかも、その原因は認知症ではないと思われるという。ストックホルム大学心理学准教授のJ研究で示唆された。
この研究で、中年期以降に嗅覚が鈍くなった人は10年以内に死亡するリスクが20％ほど高いことが判明した。嗅覚の障害は「無嗅覚症」とも呼ばれ、高齢者では7割にみられるが、若年層では15％以下である。
【私は臭いに敏感すぎるからそこはセーフ?】