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12th Shin Yokohama Part 7 終わらない。いつまで

2018年06月16日 21:43

12th  Shin Yokohama   Part 7  終わらない。いつまで

終わらない。いつまでも終わらない。
おそらくこのゆがんだ性交には
ピリオドがないのだろう。

女の性の恐ろしいさまが眼前に展開する。
いや展開し続けている。
尖った乳首を互いにこすりつけあい、
舐めあったりしているが
濡れたTバックはまだ二人とも
纏ったままだった。
もっとも極小のクロッチから
桃色の器官が覗くさまは
性器をもろに曝すよりも
はるかにエロティック光景なのだが。

さまざまな痴態が交錯する。
あえぎ声が飛び交い
悲鳴にも似た淫語が叫ばれる。
見ていたわかったが
男では到底気づかない愛撫の方法があるようだ。
そのひとつが脇の下だった。
由香が手を高く上げ
きれいに手入れしてある脇をことさら曝す。
吸い込まれるように女が舌なめずりして
そこを舐め始める。
そこを吸い出す。
そこに噛みつく。
ゆっくりと時間をかけて攻め立てるうちに
ややきつめの由香の眼が裏返りだすと
「ねえ。すごいよ。すごいよ。そこ。そこおおお。」
とため息交じりの声が漏れたかと思うと
「ねえ。どうしてそんなに舌がうまいのよおお。」
「それだけでイクよ。またイっちゃうよおお。」
本当に達した。
愛液が噴出し、全身が痙攣した。
さまざまな女性と身体を交わしてきたが
脇の下がこうも感じるとは思いもよらなかった。

達しても容赦がないし
達したほうも休止を望んでなどはいない。
間をおくことなく攻守ところが変わる。
今度は由香が女の脇を吸いだした。
そして体を入れ替えつつ
脇の下から脇腹へと舌を這わせてゆく。
おそらく焦らしているのだろう、
そのまま腰の部分を通り過ぎると
いつの間にかストッキングを脱ぎ
ガーターをはずした太ももを伝い、
そして足の指をしゃぶりだす。
こちらが、この女と交わったときは
足の親指を責めるのが常だったが
由香は小指にねっとりと唾液を塗りつけている。
足の甲が鋭く内側に曲がる。
何度も見た事のある
激しいアクメへの前奏曲
小さな嫉妬
それもこちらの女をうばってゆく由香へではなく
女の性そのものに対して。
大きな好奇心
同様に女の性そのものに対して。

「由香ああ。痺れてる。おまんこしびれてる。」
「ねえ。また垂らしてる。私、垂らしてる。」
女の足指を責めたてる由香が女を跨いだ形になる。
少し身体をずらせば
由香の局部が女の口に届く。
当然のように女がもぞもぞと身体を動かして
ようやく由香の紫のTバックに吸いついた。
由香も足指を責めるのをやめて
女のオレンジTバックむしゃぶりつく
薄い布を隔ててではあるが
ようやく性器への直接口撃が始まったのだ。
男と女が交叉する見慣れた形なのだが
ゆるやかな曲線を描く女同士が重なると
ひどく美しく淫猥だった。
「由香、びしょびしょに濡れた下着ヤラシイよ。」
「おいしい?おいしい?」
「こっちのも吸って」
「吸ってるの。吸ってるの。おまんこのお汁。」
「こっちもよ。こっちもよ。」
「ねえ、もっとやらしい音立ててえ。」
ちゅうちゅう。
じゅるじゅる。
びしゃびしゃ。
まだ直接の舐めあいすら始まっていないのに
二人の身体は極限の反応を示している。
全身が桜色に染まり
激しい突き上げと
腰のくねりが早くなるのだ。
「由香。だめ。私、だめ。」
「こっちも死んじゃう。」
「ねえ。一緒に。一緒に。」
「く。来る。おまんこにいいい。」

激しかった。
二人の身体が同時に波打ったかと思うと
二つの性器から、色が変わったクロッチを
おしのけるように愛液が迸り出た。
おまんこがああ。」
「うわあ、おまんこおおお。」
二人のさえずりがデュエットのように重なると、
そのままかたく抱き合って動かなくなる。
男がたどる長い道のりを
簡単に駆け抜けるかのように
何度でも達し、何度でも再開するのだ。

身体を交叉させたまま
すぐに次の行為が始まった。
紫とオレンジパンティに互いが取り付いたまま
少しずらしてむき出しにした性器
ようやく互いに舐めあいだした。
そのとき、由香がうめいた。
「ね。また舐めっこしようよ。」
「好き、あれ。」
「うん。ヤラシイし、おいしい。」
初めは何のことかわからなかったが
突然、女が意味深な視線を飛ばしてきたことでわかった。
交叉する形をほどくと
性器にへばりついたようになった互いのパンティ
いそいそと脱がしあうと、
シミだらけのクロッチをしゃぶりあいだした。
そのまま薄い布をくわえたまま
ねっとりとキスを交わす。
この女との性交でさんざん楽しんできた卑猥な行為が
女を経由して由香にトランスファーされていたのだ。
それにしても、紫とオレンジの極小の薄い布地が
卑猥にめくれ上がった唇から重なってぶら下がり
交錯するさまはひどくエロティックではあった。

しゃぶりあい、布地ごしに唾液を交わしながら
互いの指がようやくむき出しになった
無毛の性器をせめぎあう。
ちゅばちゅばというキスの音。
びしゃびしゃという性器の音。
そのまま倒れこんで行為が続く。
うごめく互いの指。
その間から覗くピンクの襞。
どくどくと流れる二条愛液
ねっとりとした行為は
またも鋭い昂奮を呼んでいるのだろう。
パンティをくわえあうがゆえに声がくぐもってはいるが
明らかに「おまんこ」を叫びあっている。
「由香。由香。まただよ。まただよ。」
「こっちも。こっちも。まんこたまらない。」
「ねえ、もっとしようね。ずっとしてようね。」
「うん。呑みたい。呑みたい。おまんこのお汁。」
「ほら、出すから。垂らすから。」
「そう、もっとほしいのよおお。まんこほしい。」
「あたしも。あたしも。うわああ。また。また。」
「こっちもおおお。」
「ぎゃああああ。」
二人とも達し続けている。
長い。
性器痙攣がひどく長い。
それでも、だがパンティをしゃぶり続けていた。
この光景に「うっ」と思った瞬間。
こちらもどくどくと射精していた。
なのに女たちにつられるかのように
欲望は希釈されなかった。

この背徳のショウはまだまだ続くようだった。

(続く)

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