裏も少し桜関係の話でも。

※昼間の撮影だとまだ酷くないうつりのはず※

東京都心の桜（ソメイヨシノ）が今年は平年より９日、昨年より４日早く開花したと発表されました。

今年は冬の寒さが厳しく、３月に入ってから暖かい日が続いたため、花芽の成長が進んだとみられます。
ソメイヨシノの桜の多くは、４０年ほどすると枝の勢いがなくなり、６０年ほどすると寿命が尽きて枯れてしまう。
しかし日本三代桜の一つで、山梨県北杜市にある“山高神代桜”は、樹齢２千年とされるから驚きですね。
ところが今から１７年ほど前、瀕死の状態になったことがあるそう。
その原因に１００年ほど前、天然記念物に指定され（日本初）、優雅に見せようと屋根を付け、石積みの棚で囲んだことだった。
その結果、根の張りが弱まったり、水が地面全体に行き渡るのが妨げられたんだとか。
良かれと思ったことが仇になった。
復活のために、根の周りの土（２３０トン）を総入れ替えする作業を行い、４年の歳月をかけて見事によみがえらせた。
一番大切なもとは、根の本（根本）なんですね