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趣味は読書、ドM、難解の快感

2018年02月28日 05:03

大江健三郎古井由吉の対談集を買った。これが、対談なのに、最初から難解で、何を言っているのかよく分からず、尚且つ、対談者達自身でも、難解であると言っているのだから、難解に違いない。
久々にあまりに手強そうなので、今、読むのをストップしている。
何だか、ある時期の筒井康隆のような文章になってしまったが、難しいから嫌になるかというと、単純にそうとも言い切れず、エンタメ小説の何分の一かのスピードでしか進めず、しかも所々立ち止まって考えて理解出来なくても、頭を使っている気がして案外楽しい
やったことは無いので、想像でしか喩えられないが、岸壁を単独でロッククライミングしているようなものだろうか。
読書を積極的に始めた中学の頃、有島武郎の「惜しみなく愛は奪う」を有名な本だという理由で、岩波文庫版で購入し、旧仮名遣いの文章を読むのに苦労して、内容などほとんど理解出来ずに、一応最後のページまで読んだことがあるが、不思議な自己満足があった。
時には、頭も虐めてもらいたいのかもしれない。
哲学書や学術書、難解な文学書などで、細かい活字がページいっぱいに並んでいるのを見て、アレルギーを起こすか、何となく嬉しくなるかは、人によるのだろうが、僕は明らかに後者である。
しかし、ただ活字が並べは良いというものではなく、電話帳などは、全く読む気がしない。

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