セックスを侮る日本人

男と女。一般的なセックスはこれだけあれば出来てしまいます。

野球、サッカー、ゴルフ。男性がこ好むスポーツの代表ですが、いずれも道具や場所や知識、何より練習しないと楽しめない事ばかりです。女性のファッション、コスメなども同じですね。やはり努力と知識が伴うものです。

しかしセックスは男女の最小ユニットで完結する…、つまりは気軽に出来てしまうのです。

1対1ですから、他の人と比べる事も出来ません。下手くそでも仲間やコーチが居る訳でもありませんから、叱られる事もありません。。。平たく言えば、セックスを甘く見ています。

これは日本の教育にも言える事なんですが、性に対して閉塞的な我が国では、セックスの知識なんてこれっぽっちも教えてくれません。性の相互満足というとても大切なテーマに対して無策です。子供が出来て人口が増えれば、性の幸福なんて知らない！って考えが事が透けて見えてしまいます。

人のせいばかりにしてはいけませんね。そうです。皆それぞれの努力が足りないのです。

セックスには、正しい知識とトレーニングが本来は必要なのです。男性はもちろんですが、女性も必要な事だと思います。

キャッチボール出来ないのに試合に出たら、惨憺たる結果で試合になりませんよね。でもセックスでは、それが普通に行われているのです。恐ろしい現実なんです。

経験も良し悪しです。良い経験とは、ちゃんとした知識の上に体験が募り得られるもので、無知のままで重ねても経験とは呼べません。

性感が未熟な女性に感度が悪いとか、直ぐに射精してしまう男性に早漏だとか…。自分の未熟さを棚に上げて、相手に責任をなすりつける。こんな事では愛など育ちません。

たかがセックスという事を、知らず知らずに擦り込まれている事を知り、今からでも学びましょう。

セックスを侮ってはいけません。