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Netorare妻No.25

2017年12月08日 08:40

Netorare妻No.25






「じゃあさ、自分から他の男に抱かれるのは厭なんだよな。」

「あたりまえじゃない。」

「縛られていて、抵抗できない状態でならどうだ。」

「どういうこと?」


「俺が里菜を縛って、抵抗が出来ない状態にしたのなら、里菜は拒否する事が出来ない。厭だけれども俺が無理矢理他の男にやらせてしまうと言うのは。」


「ちょっと待って。大輔さん本気なの?」

 
話が具体的すぎる。

 
もう、あたしが他の男に抱かれる事が前提で、どう言う風にすればあたしが納得できるかと言うところを詰めにかかっているような話し方だ。

あたしはまだ他の男に身体を許すことを承諾した覚えはない。


「やはりイヤかい?」


「イヤとか良いとかという話ではなく、大輔さんはあたしの事を大事に思ってない。」

「そんなことないよ。」

「大輔さんはあたしを他の男に抱かせて平気なの?」

「それが不思議なんだ。」

「不思議って何よ。」



里菜が男性二人のペニスキスをした時、物凄く嫉妬したんだ。里菜の奴、自分から嬉しそうに舌を出して舐めているなんて、そう思いながら嫉妬するのだけれど、その反面どんどん心の方は昂ぶってきてどうしようもない気持ちになった。その後アナルを責められて、舌を入れられて感じていただろう?身悶えする里菜を見た時、これまでない位勃起していた。次にクニリングスを受けてついに絶頂まで追い込まれた時は、爆発しそうになったくらいに興奮するのを感じた。そうして里菜フェラチオ北上さんを愛撫している時は自分で自分を慰めようとするのを抑えるのに必死だった。最後に男の精液を口で受けた時は、射精してないのに身体の奥底でオルガスムスを感じていた。嫉妬する自分とその感情から抜け出せない自分がいて、悪魔に魅入られたように一歩も動けず背徳快楽の中に引きずり込まれるように足掻いていた。苦しいんだ。苦しくて、苦しくて、胸を掻きむしるほど堪らない気持ちなのにそこから抜け出せない。愛しているその何倍も嫉妬して、苦しければ苦しいほど、その苦しい分だけ快感も大きい、そんな快楽だった。」

 

大輔の言いたいことは分かる。
本当の事なのだろう。片思いに苦しむ女子高生が悩む様に似ていて、そんな苦しいなら止めなさいと友人から言われても、取りつかれたようにその苦しみから抜け出せない。

 
一種の麻薬の中毒のようなものではないかと言う気がする。


SMの本に出ていた事だが、鞭などの苦痛を好むマゾヒストは、苦痛が増すと脳内に分泌される苦痛の緩和のホルモンに一種の麻薬に似た働きがあり、苦痛麻痺させ快感を感じるそのホルモンの分泌を促すことによりエクスタシーへ到達するのだそうだ。

 
そうだとすると、肉体的苦痛だけでなく、精神の苦痛にも心の崩壊を防ぐために何らかの分泌物があって、それがより強い快感脳内に与えると言うことだって考えられる。

 
いずれにせよ、大輔はその快楽に取りつかれてしまっている。

 
大輔をこの背徳呪縛から抜け出させる方法を考えるか、それとも完全に拒否するか、あたしはどうしたらいいのか考えが纏まらなかった。

 
いろんな事が頭の中でぐるぐると走馬灯のように走り、ふっと気がつくと北上さんの膨れた太い男性自身が浮かび上がって来た。

 
大輔が自分の快楽のためにあたしを使うのなら、あたしだって自分の快楽を追い求めてもよいのではないか。

そんな気がした。

自分が本当に愛されているのか自信が持てなくなっている。


「大輔さん、その話今日はもうやめましょ。少し考える時間をちょうだい。」

 
そう言うと、あたしは大輔を残して一人で寝室に向かった。
とにかく今日は寝よう、そうして明日考えよう。

昔見た映画の主人公のように、結論の出ないときはいつまで考えても結論など出ない。
とにかく今は頭を冷やすために時間を置きたかった。

 
あたしは寝室のドアを開けた。
 




日が落ちて窓からの景色がセピア色の絵画のように見える。
どうしよう。
もう用意をしなければ間に合わなくなる。

 
胸の所に何かがつっかえているような重苦しい気持ちだった。

いっそ本当に具合が悪くなればいいのに。
やがて大輔が帰ってくる。

そうして用意を整えたら、あたしたちはあのハプニングバーに向かう。

大輔以外の男にあたしを抱かせるために。

どうして受け入れてしまったのだろう。
大輔が繰り返し言ってくるからといって、拒否することはできたはずだった。
何度目かのとき、魔が差したようにどうでも良くなって、いいわ、大輔さんがそんなに言うなら他の人に抱かれても良いよ、そう答えてしまった。

 
あのとき、どうでも良いと会話が面倒になったまさにその時、頭の中で妄想の世界に入り込んであたしを支配していたのはあの北上さんの逞しい男性自身だった。


大輔に向かって受け入れる回答をしながら、妄想の世界であたしはあの太いペニスを口に含んで、これを入れたらどれほどの快感があるのだろうと思っていた。

大好きなはずの大輔のあまりに執拗な説得に反感を抱いたせいもある。

今となっては後悔している。
下着を選ばなくてはいけないため、衣装を入れた箪笥の引き出しを開ける。


こんな鬱な気持ちなのに、この引き出しを開けると色とりどりの華やかなランジェリーが顔を出して華やかな気持ちになる。

せめてイヤな気持で行くよりは楽しんでこようとも思う。

 
本当に楽しめるかどうかは分からないけれど、行く前からこんな気持ちではますます暗くなるだけだから。


気分を変えるには、と思いなおして一番派手なカラフルな色遣いのプリント模様のブラとショーツのセットを選んだ。

 
HIMIKOブランドのセットのショーツはTバックと言うよりはGストリングに近く股間デルタゾーン以外は殆ど紐に近いデザインだ。

割れ目を覆う部分も極小でパンティとしての役割は殆ど果たしていない。

 
でも、見られる事を前提にしているのだから、相手の興奮を掻き立てるためならばこれくらいでも良いと思った。


ああ、あたしイヤだと言いながら、下着を選ぶ時、頭の中で見知らぬ男性に服を脱がされて下着を見られる事を想像している。

 
前髪をピンで留めてからメイクをする。

 
いつもよりアイラインを太くして普段は付けないつけ睫毛をつける。

下睫毛にもつけ睫毛をつけて目じりを黒のシャドーでぼかしていく。

 
つけ睫毛をつけた境界から二重の幅に黒から濃いブルのシャドーを塗り重ね、瞼には光沢のあるシャドーを落としていくと、普段の顔とはまるで違う顔が現れた。

濃い目の化粧は結婚前はよくしていたけれど、結婚してからは控えていたので妙に自分の顔ではないみたいに新鮮だ。

 
ハイライトで鼻の線を強調してからチークを刷いて綺麗な肌を強調する。

眉を丁寧に描くとブラシでぼかして自然な色になじませる。

 
最後にちょっと派手かなと思うオレンジの紅を引きグロウで光沢をだす。


髪はうなじを出して上に結いあげてからボリュームを持たせて巻き上げる。
水商売風に見えなくもないけれど、今日するであろうことを考えるとアップに纏めて髪が邪魔にならないようにした方が良いと思った。

 
パンティストッキングは肌色の光る素材で太腿の切り替えのないオールスルーのタイプを選ぶ。

 
パンストを履いていても、下着が綺麗に見えてセクシーさが強調される。

 
服は脱ぎやすいように襟ぐりが広く肩が出ているゆったりとしたディープブルーのワンピースにした。

 
裾はフレアータイプなので着たままでもある程度のプレイはできる。

 
出かける用意をしながら、あんなにくよくよしていたのに準備だけは入念にしている自分に気付いて苦笑せざるを得なかった。


どう表現したらよいのだろう。

 
出かけていくこと自体は重苦しく心に枷がはまったみたいな気持ちになる。

だが、行って行われること行為自体が厭なのではない。

 
気が滅入ったようでいながら、時折前回触れた二人の男性の怒張が脳裏に浮かぶ。

 
それは自分の中で何かを期待しているのかもしれない。カップル喫茶のときだってやはりこんな重苦しい気分だったように思う。

 
今回はそれにも増して、今日は成り行き次第だと大輔は言っているけれど、他の男性に抱かれることになるかもしれないと言う前提がある。

単にこれが大輔と二人で遊びに行くだけの事だったなら凄く楽しいはずなのにと考えてしまう。

 
がちゃがちゃと玄関の錠を解錠する音がした。

 
大輔が帰って来たのだ。玄関に向かう。


「お帰りなさい。」

「ただいま。」

 
そう言うと大輔はじっとあたしの顔を凝視している。









このウラログへのコメント

  • 里織. 2017年12月08日 09:00

    今日はエロい感じになりそうですね(*´艸`*)

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