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Netorare妻No.17

2017年11月29日 01:38

Netorare妻No.17






「最近さ、気持ちは激しく昂ぶっても身体が伴ってないことに気づいたんだ。」

「身体が伴ってないって?」


「つまりさ、気持ちは結構欲求があっても、今ひとつあそこが半立ちみたいな状態なんだ。これは年齢からの衰えなのかなと思っていたんだけれど、里菜が持って来たSM雑誌をみたとき、実は激しく勃起した。要は刺激が足りなかったのかと思いなおして、どう言う事が一番興奮するのかいろいろ考えた。SMも縛ったりするのは興奮するけれど、相手に苦痛を与えたりするのは駄目だと分かった。そんなことを考えているうち、イメージプレイという方法を見つけたんだ。」


「あたしが風俗嬢になったりするやつでしょ。」


「それもそうだけれど、中でも一番激しく勃起したのが、里菜上司や同僚に責められたり犯されるのを想像したプレイの時だった。」

「それで浅田部長風間さんを想像してのプレイが多くなったんだ。」


里菜が他人に犯される、その状況を想像しただけで十代に戻ったみたいに興奮する自分が不思議だった。」

「そう言う設定であなたが昂るのであれば、あたしは平気よ。ちゃんと合わせてあげる。」


「だが、それも想像だけでは物足りなくなってきたんだ。」


「前に話し合った時のことね?」


「次第に刺激が足りなくなってきて、想像だけではなく実際に里菜が他の男に責められるのを見て見たい。」

 
あたしは暫く黙ったままでいた。
大輔の言う事は本当だろう。
前回話しあった時と内容は変化していない。
あたしに飽きたとかそういう類の事ではない。

大輔の身体が刺激に慣れてさらに大きな刺激を求めているのだ。
そうして、精神がもつれた糸の出口に選んだのは背徳嫉妬の感情だ。

 
大輔はきっとあたしに対しての愛情は何も変わってはいない。
けれど、刺激を求めるのにその方向に、嫉妬と妬み羨望という出口のない精神の世界にそれを見つけてしまったのだと思う。

 
高校の時、好きになった先輩には彼女がいた。恋焦がれてもどうする事も出来ない、ただ只管思い焦がれるしかない感情、壁は高く絶望的なほど乗り越えることがかなわない恋、思っても焦がれてもどうにもならない恋、その感情は精神的なMの世界に繋がっているような気がする。

 
今の大輔はそこにたどり着こうとしているような気がした。

異なっているのは、それが本当は自分の掌中にあり、失う事はないという疑似的なMの世界。

 
あたしを他人に犯させる事を妄想して、激しく身悶えするほどの嫉妬に身を焦がしながら、実際は安全な帰る道が用意されている。

今、大輔が考えているのはその妄想を広げるためにあたしを他人に愛撫させたり、あたしが他人に奉仕したりすることで想像を膨らませる事だと思う。

 
だが、その先はどうか?

 
それで満足するのだろうか?

刺激はより強いものを求めてエスカレートする。
それが高じてきたら、次にはあたしと他人とのセックスだって考え始めるのではないか。

 
そうしてエスカレートしていく先はあたしが本当に浅田部長風間さんとのセックスをすることを望むようになるのではないか。

 
そんな状況になってそれでも尚且つ大輔はあたしを愛し続けることが出来るのだろうか。


迷宮の中に迷い込んだ少女のように、あたしの中で錯綜する感情が彷徨っていた。


「ちょっと返事は待って。少し気持ちを整理して考えて見る。」

 
そう言い置いてあたしは居間のソファから立ち上がって台所に向かった。
大輔は少し心配そうな顔をしていたがついては来なかった。
夕餉の支度をする間もずっと考えることはその事ばかりになっている。

大輔の言い出したことは前兆がなかったわけではない。
むしろいつか言い出すのではないかという気持ちはあった。

マンネリ気味セックスの味付けにとセクシーランジェリーを着たりして挑発した頃から、大輔が夜が縁遠くなって来ていたのは単なる年齢による衰えではないと言う感じがしていた。



縄を使ってのプレイアナルでのセックスなどは直接的な刺激で、一時はそれで興奮するのに暫くすると飽きたようになる。

その間もイメージプレイではあたしの上司とのセックスや同僚とのセックスを想定したプレイで異様な興奮を見せる。

刺激の質が違う方向に進んでしまった。

この道は後戻りはできないのだろうか。このままエスカレートすることが怖い。

どんどん進んでいけば、大輔はますます迷宮の中に迷い込んだように嫉妬の炎に身を焦がす虜から抜け出せなくなる。

片思いの恋が苦しければ苦しいほどそこから抜け出すことが出来ないように、大輔はやがて自分をぼろぼろに傷つけてしまうのではないか。

そうしてあたしとの絆も修復できないほどに壊れてしまう気がした。


世の中には夫婦交換パートナーが他の異性との関係を持つことを敢えて好むカップルがいる。
彼らはどうやってこの問題を乗り越えているのだろうか。

 
あたしはそんなに強くない。

 
自分だってもし、他の人との関係が出来たなら、感情がそちらに移ってしまうことだってないとは言えないのだ。

そんなリスクを冒してまで踏み込んでいく価値のある事とは思えなかった。

だが、前回話したことと全く変わらないことを言いだした以上、大輔は決してあきらめない気がする。
次第にテンションの下がっていく自分の肉体回春の道として見えた明かりは、大輔にとってあまりにも甘美で魅力的に映っているからだ。

 
あたしはどうしたらいいのだろう。


 
台所に大輔が入って来た。

ばつの悪そうなそんな表情を浮かべて、あたしの方に来ると良いづらそうに口を開いた。


「さっきの話さ、里菜が嫌なんだったらやめよう。俺も考え…」

「良いわ。あたし付き合ったげる。」

「えっ!」

 
思いもかけない言葉があたしの口からでた。
自分でもびっくりした。
考えに考えた結果ではなかった。

 
自分の言いだしたことを諦めようと台所に来て口を開いた大輔が可愛そうになった。


「ただし、ちゃんと限界線は決めようよ。あたし、なし崩しに大輔さん以外の男の人に身体を許すのを強要されるのは嫌。そんなこと考えているんだったら考え方変えるから。」

「勿論だよ。ほ、本当にいいんだね。」

 
大輔の顔がほっとした表情になる。

エスカレートさせないと約束させるが、それが本当に守られる可能性は半々ではないかという気がした。
だが、あたしたちは禁断の扉を前にして、その扉を封印する方法を模索している。


それから大輔と暫く話しこんだ。決してあたしの嫌がる人は相手にしない。
どこまで許すかという事になったとき、あたしの身体を愛撫したり、指を挿入したりするところまでなら良いと言う事になった。


「もし、相手がフェラチオをして欲しいと言ったらどうする?」

里菜が嫌じゃなかったらしても良い。多分相手も触るだけで満足できないだろうから。」


「わかった。そこがぎりぎりの限界ということね。それ以上を相手がしようとしたらちゃんとあたしを守ってね。」

「ああ、約束するよ。」

 
ハプニングバーがどんなところかネットで調べてみたけれど、その時々で何もなく終わる時もあれば、異常な盛り上がりで性のカーニバルのようになる時もあり、予測がつかない面も多い。

安全を期して、あたしと大輔は比較的落ち着いた雰囲気の店に焦点を絞って行く店を決めることにした。


 
その二日後、大輔と連れだって出かけた店はハプバーにしてはかなり落ち着いた店で、刺激を求める人にとっては物足りない部類に入る店だった。

あたしはここに来るために昨日下着を買いそろえた。
見られることを想定して下着を選んだ。

レースで肩紐なしのハーフカップのブラとおそろいのフルバックパンティは、後ろが全て透けて見えるチュールレースでサイドは極端に細く伸縮に富み下半身にぴったりとフィットする。

靴下は漆黒の膝上までのストッキングをお揃いの黒のレースガーターベルトで吊っている。


アウターは肩と背中を大きく露出したモスグリーンのミニのワンピースの上にブレザーを羽織っておとなしく見せていた。







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