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成程話:プロジェクトを成功させる秘訣

2017年08月04日 23:59

プロジェクトを成功させるのに欠かせない「人間関係」の話。


プロジェクトが崩壊する理由は、予期しない難しい要件だけではありません。
プロジェクト内のメンバー人間関係や、顧客との関係でソフトウェア開発プロジェクトが危機的状況に陥ることが多々あります。
プロジェクトの進捗の遅延により、顧客からの監視がきつくなって関係が悪化し、プロジェクトの余裕がなくなり、メンバーマネージャがギスギスとした関係に陥る悪のスパイラルがあります。
人間関係の良くないプロジェクトでは、自発的な改善や効率化などは期待できません。
軍隊式の命令系統に次第に変化したプロジェクトでは、神経的に参ってしまうメンバーが出てきます。
メンバーの体調が悪くなると作業に遅延が発生しがちになり、隣人を気遣う余裕もなくなるため、通常のプロジェクトの仕事量すら期待できなくなります。

成功するチームの作り方
増田 智明 著
秀和システム


人間関係を良くする秘訣は、幕末明治侠客清水次郎長の言葉にあると思います。
それは、
「私のために死ぬ子分など一人もおらぬ。だが、子分のためなら私は死ねる」
つまり、自分のために何をしてもらうかより、相手のために何が出来るかを考えるという思考。

執行草舟氏と“読書のすすめ”清水店長の共著「魂の燃焼へ」にも、人間関係のお話がありました。
[清水] 友人の定義ってなんだと思いますか?
[執行]その人のために死んでもいいと、本当に思えるのが友です。
これは僕が尊敬するダミア神父の言葉で、友のために命を投げ出すのが友情、つまり愛というものなんだ。
中国古典で、伯夷(はくい)と叔齊(しゅくせい)という男たちの物語がある。
二人は同じ信念のもとに山の中に入り、食べ物がなくなって、おたがいに食べ物を譲り合いながら、ともに餓死していった。
そういう付き合いが友ですよ。
そう思えないのなら、友ではないということです。
(中略)
[清水] では、本物の人間関係をつくるには、どうしたらよいでしょうか。
[執行] ぶつかるしかないよ、相手に。
自分の時間とか、お金とか、生命とか、あらゆるすべてをその人のために捧げようと思わなきゃだめ。
もらうんじゃなくて、与えるんだ。
それで、もし裏切られても文句は言わないこと。
それが友情だ。
「魂の燃焼へ」イースト・プレス


そういう人には、上司でも部下でも仲間でも人が集まり、人望もでき、ついて行きたくなりますね♪
相手も同じように、この人生を大切にしたいと思っている一人のかけがえのない人間なんです。
だからこそ、与える人生が人間関係を良くする秘訣になるのでしょう。

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