『困窮者の自立めざし伴走』

今日は
NPO法人「抱撲（ほうぼく）」理事長
奥田知志（おくだ ともし）さんの話


『路上生活を脱したのは約●千人』

●に数字を入れて下さい。

答えは、本文で

■本文
奥田さんは、中学２年でキリスト教の洗礼を受けました。
大学１年のとき
大阪・釜ヶ崎を訪れました。
街には遺体が転がっていました。
信仰心は揺らぎました。
神様は一体どこにおる！
２０歳で決意しました。
「こんな世の中だから、神様おってもらわんと困る。
牧師になって、おじさんたちと一緒に神様を探す」
３０年近く、北九州市で夜の炊き出しと、市内巡回を仲間と共に続けました。
冬の３カ月は毎週金曜日、それ以外は月２回。
生活困窮者に複数のスタッフが家族のようにかかわり、就労支援、生活保護申請、アパー入居、療養介護、看取りへとつながっていきます。
路上生活を脱したのは約３千人。
全国で「困窮者支援の第一人者」と認められるまでになりました。
「同じ命や。理由がないといかんですかね？」

朝日新聞 2017.6.3


困っている人を助けることに、理由は必要ないのですね。