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成程話:それでも卑屈にならなかったのは
2017年02月18日 23:49
日本人で初めて“オテル・リッツ・パリ”で働くことを許された男「小西忠禮」氏。
フランスの若い料理人たちもリッツで働きたくて順番待ちをしている中の快挙。
それは、一年半もの間、毎日、リッツの門を叩き続けた行動と、それを支えた考え方にあるのです。
以下をどうぞ。
↓
天地自然の理(ことわり)に従うとは、究極の人生観ではないか。
朝がきて、夜がくる。四季が巡る。毎日、無数の命が生まれ、死んでいく。この精緻な秩序は太古の昔からずっと変わっていない。
いにしえの賢者たちは、その秩序に従って生きるために、さまざまな宗教や哲学、思想を生み出した。
その理を早くも二十代で直感している小西の慧眼に驚かされる。
「自然体で生きたかったんです。
聖書の十戒、モーセからきている言葉です。
こう生きなさい。無理なく自然体で生きなさいと言われているような気がしたんです。
人間関係も無理をしない。なんぼ自分がもがいても相手のある話やから。
聖書の中に解決策がたくさん書かれています。
若い頃、貪るように読んだので、いつも聖書の言葉が頭に入っておるんです」
若い時分、一年半もの間リッツの扉を叩き、そのつど断られた。
しかし、それでも卑屈にならなかったのは、相手を受け入れていたからだ。
「どうしてわかってくれないのか」ではなく「断わるのは当然だ」と思っていた。
相手を理解できたから、いつもポジティブにとらえることができたのだ。
扉を開けろ
久 多美男 著
フーガブックス
相手の立場に立って考えれば、「そりゃ断られて当然でしょう」と。
もしこれが、自分の立場ばかり考えていたら、「これだけ毎日通っているのに!なんで分かってくれないんだ!」と、アドラーのいうところの「悪いあの人」と「かわいそうな私」でしか見れなくなってしまいます。
例えば、部下のミスでお客様からのクレームが入り、上司である自分が対応したとします。
「悪いあの人」と「かわいそうな私」で見ると、「部下のせいで私が怒られた」となります。
例えば、恋人が遅刻したせいで、楽しみにしていたテーマパークの時間に間に合わないとします。
「悪いあの人」と「かわいそうな私」で見ると、「相手が遅刻したせいで、台無しだ!自分の時間を返せ!」となります。
しかし!
子どもじゃあるまいし、
これではいけません。
大切なのは、【これからどうするか】です。
起きてしまった出来事を、巻き戻すことは出来ません。
怒鳴り散らしたところで、クレームを言ってくださったお客様の気持ちが晴れるわけでも、テーマパークに間に合うわけでもありません。
だとしたら、そのとき一番大切な考え方は、【これからどうするか】。
自分が怒られる事より、お客さんが喜んでいない事に意識を向ける。
遅れたことより、それでも相手をどうやって楽しませるかを考える。
そう、私達は自分のことばかり考えている時、相手との間に分厚いコンクリートの壁ができる。
でも、相手の気持ちに寄り添うことができたとき、それが上に行くための土台だったと気づく。
【これからどうするか】
未来にスキップしていく感じかな♪
このウラログへのコメント
謙二☆さん:私も気をつけないと
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