家庭教師・・・そのに

家庭教師の一日目・・・

頭が痛い・・・

保険の仕事でも

なんだかんだで覚えること多いのに

祥太くんに教える？内容も覚えなきゃならない・・・


「こんにちは・・・」

「いらっしゃい、今日からお願いね」

「はい、わかりました。ただちょっと疑問が・・・」

「なに？」

「7時から2時間ってことでしたけど・・・」

「ええ、6時まで塾だし、夕飯を済ませてからになるから」

「初日だというのはわかるんですけど・・・」

「ん？」

「3時って早すぎません・・・？」

「そりゃ、事前に打ち合わせもあるし」

そう言いながら　手招きをする祥子さん

「今日、来てもらう服を渡さなきゃね」

「はい・・・」

って、いうか　打ち合わせといいながら

祥子さんの狙いは、わたしだな・・・

部屋に入るなりいきなり着替えだしたし・・・

「どう？」

「えっと、どうって聞かれても・・・」

「若い頃着てた服だけど、まだいけるかな？」

豹柄のミニ、そしてなんて表現したらいいんだろ？

穴だらけのゆったりしたキャミ・・・

気をつけないと隙間から見えちゃうし・・・

でも、けっこう似合ってるかな・・・

「いけてますよ・・・」

「そう？」

「うん、それで街歩いたらナンパされるかも・・・」

これは　正直な話

人の好みの問題はあるし

ちょっとやりすぎって感もあるけど

これは、お茶会向けな格好だ

迫水さんや大久保さんに見せたら

ますます過激な方向に進むだろうな・・・

「それ　今日着ろと・・・？」

「だめかしら？」

「初日なら　飛ばし過ぎじゃないかな・・・？」

「そうかしら？」

「今日は　自前でいいんじゃないかな・・・」

「そお？うーん、そうね」

今日の自前

黒のタンクに黒のミニにニーソ

「そうね、じゃあ　それに下着なしで」

「だから　最初から飛ばし過ぎですって・・・」

結局、ノーブラでパンツは着用ってことで決定

なんていうか・・・

一応　家庭教師だよね？

風俗するわけじゃないわけで

それに初日はえっちする気ないし

わたし的な予定じゃ　今日は顔見世して

とにかく祥太くんに気にいられること

2回目にチラ見せ、おさわりで

3回目にキスとかフェラあたりで

その後が筆おろしかな・・・？


「とりあえず、何着か着てみてくれる？」

「え、はい、いいですよ・・・」

「あ、出来れば　下着なしで」

「あう、わかりました・・・」

とりあえずお着替え

皮のタイトミニにかなり薄手のブラウス・・・

うーん、どう頑張っても胸ポチするし・・・

かなり薄い生地のボディコン・・・

これは、かなり・・・

色が黒だからいいけど

白で下着なしだったら　アンダーがすけて見えるんじゃ？

さて次の服は・・・

「ねえ、やがみさん」

「はい・・・」

来たよ・・・

これが狙いだったんだよね・・・

そういう趣味だものね・・・

「ねえ、いいかしら？」

「まあ、時間もあるし・・・」

「それで、お願いがあるの」

「なんでしょうか・・・？」

「わたしをいかせまくって」

「はい・・・？」

「あなたが祥太を教育してくれるわけよね？」

「ええ、まあ・・・」

「一から十まできっちりと育ててくれるのよね？」

「えっと、ご希望なら・・・」

「じゃあ、わたしを好きにしていいから」

「それって、つまり、祥子さん仕様にってこと・・・？」

「あなたなら出来るわよね？」

「ええ、まあ　出来ますけど・・・」

このお願いの意味・・・

まじか？と思ったけど・・・

この人ならありえる・・・

1時間後

涙、脂汗、鼻水、涎、愛液、潮、おしっこで

ぐちゃぐちゃになった祥子さんが

お布団の上で失神してる・・・

一応　祥子さんの攻略法は完成

なんだけど・・・

もしも、祥子さんの願いが叶って

祥太くんとめでたく近親相姦出来たとして

このぐちゃぐちゃな様の祥子さんを見て

祥太くんはどう思うだろう・・・？

これをよしと思うには　まだ若過ぎるよね・・・

「どうですか・・・？」

「す、すぎょきゃった、こんらろ　はりめて」

呂律がまわってないし・・・

意識が回復したところで御提案

「祥子さんも特訓しませんとね・・・」

「えっ、何を？」

「祥太くんとした時、今みたいな姿見せちゃったら駄目でしょ・・・」

「そ、そうかな？」

「そうですよ、母親を捨てて　女として接するんですから

大人の女としての導き方、感じ方、見せ方　ちゃんとしないと・・・」

6時過ぎ・・・

祥太くんが帰宅

自己紹介を済ませて3人で夕飯・・・

うーん、なんかチラ見されてるし・・・

とりあえず、初日は予定通り

酷なようだけど生殺し・・・

祥太くんの視線は

ノーブラな胸

見えそうで見えないスカートの裾

質問をするとき後から肩に手を添え耳元で

正解なら向き合って少しかがんで

胸チラ+パンチラ+両手を握る

不正解なら肩に手をまわして不正解箇所を教える

この場合　胸チラサービス

実は正解なんて　わたしにもわからないから

祥太くんの視線を胸に集中させて

肩にまわした手の先にあるアンチョコを読むだけ

つまりは　カンニング

うん、股間がおっきくなってるのがわかるし・・・

「時間だね・・・」

「はい　　」

「わたしの教え方　どうだった・・・？」

「どうって？」

「だめだめだったら　他の人に変えてもらってもいいよ・・・」

「えっ？」

「祥太くんの未来がかかってるんだもの

教えるの上手な人の方がいいと思うし

わたしが教えててダメだったら悲しいし・・・」

「そ、そんなことないです、すごい解りやすかったです」

わかりやすいわけないだろ・・・

教えてる方がわかってないんだし・・・

色仕掛けにおちたな・・・

「じゃあ　宿題・・・」

「えっ？」

「この問題集　次回までに終わらせておくこと・・・」

「え、あ、はい」

「あと次回　いきなり小テストするからね・・・」

「えっ？」

「ちゃんと勉強しておいてね・・・」

「あ、はい」

顔を思いっきり近づけて　おでことおでこをコツン

「いい点数だったら　なんかご褒美考えなきゃね・・・」

「ご褒美って？」

「いい点とる自信あったら　何か考えておいてね・・・」

「あ、はい」

「うん、いい返事。返事のいい子って・・・」


ここで　とどめの一言


　　　　　　　　　　　・・・「好きだよ」