喫茶店でのアルバイト

表には書きましたが、裏的なので裏で。
1階がガラス貼りになっているので、表通りを歩く人たちから丸見えです。
ですから明るい時間帯は比較的若いお客様が多く、あとは主婦やサラリーマンがポツポツと。
雑居ビルなので2階はどちらかというと密室的な感じでした。
エレベーターがないので上がるのもめんどくさいのか、2階は大抵閉めてました。
ただし、勉学に勤しむ学生様や会議などを目的に来店されるお客様もいるのでいつも閉めているわけではございません。
と、そんな空間を求めるお客様の中には当然怖い方もおりまして。

私が居合わせた時は、怖い方々の偉いであろうお方とお付きの人が2～5人・・・？

話の標的となる一般人ぽい方はどうやら母親と息子。

基本的に土地的に怖い人は本物なので、軽く距離をとっており、話声はよく聞こえてきませんでしたが、

要約すると、団体を抜けたい。

団体とは何の団体でしょう・・・？
憶測にまかせます（´▽｀）b

意見をする母親。
黙って俯いたままの息子。
威嚇する怖い面々。

母親は臆することなくビシッ！っと言いたい事を言っておりました。

母は強し。

話し合いは平行線のまま2時間が過ぎ、途中何もしらないカップルが2階へあがるとお付きの人が応対→退散

アルバイトの身分としては何も問題が起こらないようドキドキでした。
早く時間になれ～
呪文のように唱えていた事を覚えております。

結局、閉店まで平行線のままその日は両者引き揚げました。

で、翌日どうなったかと言いますと。

僕、シフト入ってなかったんですねー

聞いた話ではその後来店することはなかったそうです。

まぁ、店員に話を聞かれてはまずい話も当然あり、警察でも呼ばれたら分が悪いからなのでしょうか、
それとも・・・