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深い成程話:明日ありと思う心の仇桜

2013年05月23日 23:43

浄土真宗の宗祖とされる日本の僧、親鸞聖人
親鸞聖人がわずか9歳、父母を亡くし生活にも困窮していた頃、出家をし、僧侶になるために青蓮院慈円和尚のもとを訪れました。
その時すでに夜は更けていました。
僧侶になるための儀式をするには時間もかかりますし、沢山の弟子たちを集めなければなりません。
慈円和尚は「もう遅いから明日にしよう」と、親鸞少年に言いました。
すると、わずか9歳の親鸞少年はこのような歌を詠まれました。
「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」
(あすありとおもうこころのあだざくら やわにあらしのふかぬものかは)
この意味は、
「今は沢山咲いている桜を明日見ようとしても、夜に嵐が来て桜は散ってしまうかも知れません。その桜の運命と同じように、明日の事は私達人間には分かりません。いつ命が尽きるかも分かりません。どうか今、僧侶になる儀式をさせて下さい」
どうでしょう…
今できること、今日できること、今週、今月、今年、今生…
出来ることを先延ばしにしてはいないだろうか。
「あの人にお礼をしなくちゃ」
「あっ、あの人に電話してみよう」
「あの件、今日中にやってしまおう」
「あの人に想いを伝えよう…」
やる!やる!やる!やる!
やるぞ!!!

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