デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

リクイエム

2006年07月26日 00:39

とても暑い夏の日だったね。君と待ち合わせして、東京駅から新幹線に乗ったんだよね。新横浜までのミニトリップ。たった20分間だったけれど、車内はガラガラだったから、二人で人目を憚る事もなく隣同士で座って、君の膝の上でずっと手を繋いでた。それが、付き合い始めて約1年半で初めての一泊旅行の始まりだった。「旅行」と言っても、目的地は横浜港未来21、ホテルインターコンチを予約しておいて、二人の最高の思い出の日を作ろうと、すべて僕が予定を考えてエスコートしたんだっけ。
 
君とは結局5年と3ヶ月の長い付き合いになったけれど、今思い出すとあっという間に過ぎ去った楽しい日々だった。でも、それも2ヶ月前に終わってしまったね。だから、ここに書いてるのは君との楽しかった日々へのリクイエム。二人だけの思い出は心に仕舞っておこうかとも思ったけれども、だんだん記憶が薄れて行くに従って、それらが色褪せたものになってしまうのも恐ろしかった。ちょうどこのサイトに来たのも何かの偶然、まだ記憶が新しいうちに書いておこうかと思い立ったよ。
 
最初の出会いは、君がテレクラに電話をかけてきたことから始まった。旦那さん浮気をしていると思って、腹いせに自分も・・・。でも君は浮気をしようと決意していたわけではなかったね。ただ偶然貰ったティッシュの電話番号に電話してきたんだったよね。とにかくモヤモヤしていて、君は何か行動しようとしていた。只それだけだった。
 
一方、僕はといえば、君の前に付き合っていた彼女と分かれて2年くらい、やっと心の傷も癒え、誰も彼女がいないのが寂しくなり始めた頃だった。前の彼女とは約2年半くらいだったかな。24歳の看護婦さんで、付き合い始めたときから、いつかは分かれなければと覚悟はしていた。だって、彼女独身なのに、僕は奥さんがいて子供も二人。奥さんと分かれるつもりはなかったし、彼女もそれはよく分かっていた。彼女によく奥さんの話をして怒られたよ。でもそれは彼女が昨日何をしていたと聞くから、ただコンサートだとか買い物だとか答えただけだったんだけれどもね。
 
でも、僕は君の前の彼女も愛してた。実は、僕はそれまで女性を愛せない人間なんじゃないかとずっと思ってた。自分ではこれが愛かなと思うこともあったけれど、それはちょうど逝ったことが有るかと尋ねられた女性のうちで、分からないとか、多分逝ったことが有る、と答える女性の殆どが本当は逝ったことがなくて、実際に逝って初めてそれまで自分が逝ったことが無かった事に気が付くのと同じで、彼女と付き合って初めてこれが女性への愛だと思ったし、僕も女性を愛することができるんだと初めて確信したよ。
 
その彼女との別れは急だった。もちろん僕もいつかは・・・と思ってはいたけれど、それが決断できないままに、というより決断するのが嫌で、2年半も付き合ってしまった。久しぶりのデートの日に会って、彼女はすぐに分かれたいと言った。僕はビックリして、彼女が別れたいというのは当然の事だと頭では理解しても、まだ分かれたくないという心が彼女を必死で説得させた。でも彼女の決意は固く、私も彼女に従わざるを得なかった。そして最後の夕食を二人で食べに行って、彼女はそのデザートアイスクリームを食べながら、時々スプーンですくって、コーヒーを飲んでいた僕に食べさせた。他のお客もいたから恥ずかしかったけれど、僕には嬉しく悲しい忘れられない思い出となったっけ。そして彼女の家の近くで彼女と最後のキスをして別れた。
 
君は僕の前のその彼女の話を聞くのが好きだったよね。君と愛し合った後で僕に抱かれながら、君はよくその彼女、いやその彼女だけでなくて、僕の知り合った女性の話を聞きたがった。でも聞くのはいいんだけれど、あの時だけは話さなきゃよかったと思ったよ。覚えてるかい。僕は女性お口や中に自分のを出した後、直ぐにはそこにキスするのが嫌で、出来ないんだけど、前の彼女お口に出した時に、一度だけわざと彼女が口を尖らせてキスをせがんできて、仕方が無いと我慢してキスしたら、自分の出したのを舌で僕のお口に押し込まれたって言ったら、次に君のお口に出したとき、君にもキスをせがまれて、そしてそれを君は僕のお口の中に押し込んだ。
 
結局その時テレクラで1時間くらい色々話してたっけ。僕は君を慰めると同時に、絶対君を引っ張り出せると思ったよ。だって、そんなに話し込んで、しかもご主人の浮気に気が付いて落ち込んでいて、しかも頭に来ている女性を何人か慰めてきた経験があったからね。そうそう、君はその時に年を37って言ってたよ、でも本当は10歳もさばを読んでた。君は絶対正直に47歳って言ったと後でもず~っと言い張ってたけれど、もしそうなら絶対僕は迷ったはずだし、その時どうしようかと迷った記憶が無いんだから。
 
本当は、その時は彼女を3~4人・・・、以前は7人くらい同時に彼女がいた事もあったけれど年の事も考えて、3~4人くらいの彼女を10・20・30代くらいの既婚・未婚で揃えようと思っていたからね。そして、言わなかったかもしれないけれど、いや君は知ってたよね、10代と20代の彼女が、多分長続きはしないと予感はしてたんだけれど、もう一応はいたことを。だから、40代の前半ならまだしも、後半の女性は全く考えてなかったからね。間違えるはずは無いと思うよ。でも、でも、会えてよかった!。本当に君に会えてよかった!。
 
皆さん本当に御免なさい。実は昨晩は筆が進んで、「奴隷女中さん」を相当書いておいた。でも、今日気が変わって、このリクイエムを書いてしまいました。自分勝手で申し訳ないと思ってはいるけれど、これを書いておきたくなってしまった。明日・明後日には終わると思うから我慢してください。でも明日また書くかは分からない。やっぱり色褪せたとしても、自分の心にしまっておくかもしれない。折角Hなのを期待して見に来てくれた皆さんには本当に心から謝ります。でも、「奴隷女中さん」は、遅くとも2・3日中には、ひょっとすると明日から、必ずここに上げるから許してください。
 
 
ジョーク
12)亡くなった夫の遺言が読み上げられ、未亡人財産のかなりの部分が別の女に残されていることを知った。それに激怒した未亡人は夫の墓石の文面を変えようと駆けつけた。
 
「悪いんですがね」と石工。「ご注文のとおり『安らかに眠れ』と刻んでしまったんですよ。もう変えられませんよ。」
 
「結構ですわ」未亡人は険しい表情で言った。「それでは、ただ、『また会うときまで』と加えてくださいな。」

このウラログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

河中住人

  • メールを送信する
<2006年07月>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31