房中術

房中術って知ってます？

中国に伝わる仙道の一つで、男と女が組んずほぐれつしながら、互いの気をやりとりして気の力を強め、いずれは仙人に・・・。
ってものですが。

昔、福岡の某図書館で、
この房中術の本を見つけたことがあります。

確か、中国の方が著者だったと思うんですが、
この内容がびっくり。

技術的なことは、割と丁寧に書いてあって、いろんな意味でドキドキしながら読み進みました。

ところが、途中相手の女性に関する記述があって、そこには

「16歳ぐらいの子が一番気が充実しているので、そのぐらいのこと交わるのがよいが、日本ではいろいろまずいので、18歳ぐらいの子がいい」

だの

「相手の気を吸い取っちゃうと、相手は弱っていくがそんなことは気にしなくていい」

だの

「どうしても相手が見つからなかったら、風俗に行ってばんばん吸い取れ」

だの、もう田嶋陽子先生ならずとも、女性が見たら激怒すること必至のダークサイドな内容。

この人が言うには、房中術には二通りあって、一つははじめに書いた男女が気をやりとりすることで高めていく方法、もう一つは一方的に気を奪っちゃう方法なんだそうだ。

前者は、両方が高まっていくけれど、効果は薄く、時間がかかる。

後者は、女性は弱まっていくけど、効果が高くて即効性がある。

とまあそういうことらしいです。

Sな自分ではありますが、相手を弱まらせたくはないですねえ。やっぱり、お互いに気持ちよくなって、お互いに元気にならないと。

まあ、それはともかく、こんな本がでっかい図書館に置かれていたことにびっくりした、当時予備校生の私でした。