情けない…

嫁が居る身でありながら…結婚以前から好きな子…


昔、ヤケを起こして迷惑だけかけても文句も言わずに力になってくれてた…

そしてある日突然、車内で…彼女の口から囁く様に…

休憩やったらええよ…

ハッキリ聞こえた…
横を見れば少しうつむき加減で…真面目な顔してた…

それに対し、俺は…

何か言った？


すると、何でも無いと言う彼女…

据え膳食わねば何チャラって言われるけど…その時、取った行動には後悔していない…

いや、知り合ってから20年近くが経ってるが関係はまだない…

タダの友達か？
と聞かれれば、決してそうじゃない…

永遠の愛を捧げたも同然の人…

確かに昔から今すぐにでも抱きたい欲求はある…

しかし、あの時俺の置かれた状況では、同情で抱かれてくれる決心をしたに違いない…

そんな気持ちの人に手を出せる程、落ちぶれたくなかった…
どうせなら、全てを乗り越えた上で、と思ってるが…ズルズルと、タダの友達で来てしまった…

そして、降って湧いたような俺の結婚…
献身的な嫁…普通に言えば、80点以上か…
されど彼女は90点以上…

そして、彼女からいただいた結婚祝の熨斗には…○○○…と姓でなく、下の名前が書かれていた…

この時初めて、本当の彼女の気持ちを知った気がした…

そして、彼女の母親から…娘はあんたに貰って欲しかった…とも…

飲み屋のホステス…本心を隠して、イヤな客でもそれっぽい振る舞いが出来る…
そう勝手に思い込んで憧れ対象に変えてしまった俺自身…

嫁も最初は、飲み屋の姉ちゃんて事で嫉妬してたけど、会わせてるうちに…勝手に２人で飛行機乗って2泊3日の旅行だ～？
もちろん旅費は全額こっち持ちにしたけど痛かった…

これで嫁対策は完了…

その後、真剣に…思い出作ろう…と、どんなに頼んでも、嫁と作れば～？って…
何と身持ちの硬い娘なんだ…

そんな彼女も結婚に向かうかも…

まだ、知り合って数週間だが、年齢もあり前向きに進めて、気持ちが変わらなければ…って嫁に相談したらしい

彼女の幸せを願う心と裏腹に、心にポッカリ穴が開いちまったよ…

泣きたい…

誰か身も心も癒やして…

振られ気分のバカ１人による戯れ言でした…

なんか、どっかで今の気持ちぶちまけたかっただけ…

読んだ人がいて(居ないだろうな?)気分を害してたらごめんなさい…

そして、情けない奴だと笑ってやって下さい…