- 名前
- 藤乃
- 性別
- ♀
- 年齢
- 35歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- ゴスロリ清楚系、ちょっとM、ちょっとS。 基本的に分裂気質。 清楚にしがみつくも、溢...
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Heil Hitler
2006年06月24日 02:48
本日は社会派ログを気取りつつ、
実はただの思い込み妄想というお話です。
思想展開ではございません。戯言御容赦。
さてさてさて。
先日、珍味工場でバイトをして参りました。
作業内容は検品。
続々とコンベアを流れるフライスティックから、
不良品B級品を除去するというもの。
多数くっついてしまっているものは、徳用へ。
衣剥がれ、焦げはアウト。
膨大な量のフライを淡々と選っていると、
段々ある種の陶酔が襲い来るのです。
それは、不良品を見つけた瞬間。
野郎、こんな所に潜みやがって。見逃すか!
そう。
それはあたかも過激派が対象に抱くような、
黒く澱んだ侮蔑と全能感なのです。
只管に選り分け、捨てる。
良好を探すのではなく、劣等を決めるのです。
しかしまぁ、明らかなる焦げはともかく、
グレイゾーンというものもございます。
その時の判断を動かすのは、判断者の気分のみ。
ここで、この判断の厳しさはベテランが上かと思いきや、
そうでもないのです。
恐らく経験浅き人間の方が、遊びのない排除をするでしょう。
数限りない対象を前に、とりあえずマニュアルを教えられると、
若手はグレイゾーンの物を前に、その可否を迷います。
これをもし見逃して、叱責されたら・・・
そういった考えが、軽度の欠陥を許さないのです。
経験を積むということは、「ある程度」を知るという一面もございます。
是即ち。
差別集団において直接他者に手を下すのは、
上層幹部でなく下級兵だという構図ではないのか。
そもそも、選別における快感こそ、
選民思想に潜む狂気の原型ではないのか。
高品質を作り出す為の行為が本末転倒、
不良品を見つけ出すという目的にすり替わるのです。
可不可の判断を許されるという立場自体に酔うと、
万能感に任せての暴走も想定範囲内。
ご留意あれ。
・・・と、それは己への警告。
もう工場の仕事はやりません(笑)
このウラログへのコメント
商業映像では、そう云う商品の中(膨大)から更に形の美しい物を撮影用に選別したりするのだ。逆の選別。
おもろそうなバイトやね。一回だけやってみたい気がする。あくまで一回だけ。。
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