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椎名林檎のCDが売れなくなった理由

2009年12月28日 12:30

歌手椎名林檎(31)のCDの売り上げの不振が続いている。何故このようなことになってしまったのだろうか。
レベルの高い歌唱力で歌い上げられた林檎の曲は、叙情的な音楽に「夜の女」、「薬物」、「自殺」など社会の“負”の部分を彷彿させるワードが飛び交う。決して前向きで無く暗いのだが、ドラマティックで強烈な魅力を放っていた。
映画ばりに時代ロマンを散りばめた林檎の世界は、まるで寺山修司の活躍した70年代タイムスリップしたかのような独特のアングラ感があり、それも約10年前のポストバブル期喪失感にピッタリとマッチ。出すアルバムは当時の世相を反映するかのようにヒットし、半ば中毒症状の様に、引きこもりニートを筆頭とする、ネット中毒者、リストカッターなど「心に闇を抱えた若者」、また潜在的に「闇」を意識していた人たちを夢中にさせた。
しかし、一足先に子供を産んで、お金を手にし、幸せになった椎名林檎から、いまだ不幸のトンネルから抜け出せないファンたちはどんどん離れていく。曲が売れなくなって当然、椎名林檎の曲はファンの心に届かなくなった。

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